2020年12月31日木曜日

よいお年を!

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。30日(水)は大納会、2020年の取引が終了しました。31日の日本経済新聞朝刊によると、日経平均株価は昨年末比で16%上昇、年末終値としては31年ぶりの高水準となったそうです。

一方で、当社の2019年の年間株価については、初値が5,500円、高値は5,760円、安値が3,165円、終値は5,240円となり、終値は昨年末(5,600円)比で6.4%の下落となりました。5年連続で2ケタ上昇を続けてきましたが、更新できませんでした。また、私がIR広報の担当者になってからは毎年、上場来高値(株式分割調整後)を更新していましたが、その記録もストップしてしまいました。とても残念であり、悔しく思っています。

私のペプチドリームに対する期待値、ワクワク感は、2017年6月の入社時よりも現在の方がはるかに上回っています。新型コロナウイルスの出現は世界中の企業に多大な影響を与えました。こういう時こそ、真なる実力が明らかになると思っています。当社はコロナ禍において、武田薬品や大鵬薬品、RayzeBio(レイズバイオ)との新規契約、PeptiAID(ペプチエイド)やPeptiGrowth(ペプチグロース)の設立などを実施しました。その将来性をうまく伝えきれていないことは私の反省材料ですが、数年後にペプチドリームにとって2020年は大いなる転換点だったと思っていただけると確信しています。私はこれまでで一番当社の将来に自信をもって新たな年を迎えます。

みなさま、今年もIR広報ブログを読んでいただき、ありがとうございました。今年は複数の方から「ブログの更新スピードが落ちてます、楽しみにしているし励みになっているので更新回数を増やしてください」とのお叱り兼激励をいただきました。感謝しております。

よいお年をお迎えください。来年もどうかよろしくお願いいたします。

2020年12月30日水曜日

羽田連絡道路の工事の進捗

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。私の席は本社・研究所の5階にあり、そこからは川崎市殿町と羽田空港を結ぶ新しい道路(羽田連絡道路)の建設がよく見えます。道路の全長は約870メートルですが、そのうちの約600メートルが橋であり、両岸から開始された橋げたの工事の進捗を確認するのが私の日課のひとつとなっています。8時から工事関係者のみなさまがラジオ体操をされており、その音楽に合わせて私もたまに参加しています。

今月に入り、写真のようにとりあえず両岸がつながり、思わず拍手してしまいました。橋げたがつながるのが来年春頃、道路の完成は2022年3月末までと予定されているようです。道路の完成後は当社から歩いて15分程度で羽田空港に行けると予想され、少しでも早い完成を待ち望んでおります。工事関係者のみなさま、来年もよろしくお願いします。

変異種の出現

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。日本でも感染力が強いとされる新型コロナウイルス変異株が検出されたと発表されました。今回は静かな年末年始を過ごすしかないですね。私は感染対策として一足早い「初詣」に行ってきました。ペプチドリームが開発を進めている新型コロナウイルス治療薬は、変異株(変異種)についても使用できる、いわゆるユニバーサル治療薬の研究開発を進めています。これが開発でき、世界の救世主になれるようお祈りしてきました。

2020年12月23日水曜日

ヤンセンファーマ社に対するPDPSの技術ライセンス契約を締結

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は23日の8時30分に「ヤンセンファーマ社に対するPDPSの非独占的ライセンス許諾契約締結のお知らせ」を発表しました。

ヤンセンファーマ社とは2017年4月に創薬共同研究開発契約を締結しています。2つのプログラムにおいてヒットペプチドとして設定していたクライテリアを達成するなど成果があがっており、今回のPDPSの技術ライセンス契約となりました(金額は非開示です)。ヤンセンファーマは今後、創薬ターゲットの制約なく、自由にPDPSを用いた創薬開発を行うことができます。

当社は、当社独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPSを用いた創薬が世界中に拡がることを戦略的な目標の1つとしていますが、PDPSの技術ライセンス先は今回の契約で9社目となりました。世界最大級のヘルスケアカンパニーであるJohnson & Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)傘下の医薬品企業への技術ライセンスは大いなる前進といえ、当社にとっては一日早いビッグなクリスマスプレゼントとなりました。 

2020年12月22日火曜日

武田薬品と神経筋疾患領域におけるPDC医薬品の創製に関して包括的な新規契約を締結しました

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は22日に「武田薬品工業とのPDCに関する共同研究および独占的ライセンス契約締結のお知らせ」を発表しました。本契約に伴い、当社は契約一時金を受領します(金額は非開示、2020年12月期第4四半期の売上高に計上されます)。

武田薬品工業の米国子会社である武田ファーマシューティカルズUSA Inc.(以下 武田薬品)との間で、神経筋疾患領域における複数の「ペプチド薬物複合体(PDC)」創製に関する包括的な共同研究および独占的ライセンス契約を締結しました。

神経筋疾患(NMD:Neuromuscular Disease)とは、脳・脊髄・末梢神経などの筋肉を制御する神経の異常または筋肉自体の異常によって運動機能に障害をきたす病気の総称です。代表的な疾患として筋萎縮性側索硬化症(ALS)などがありますが、効果的な治療薬がほとんどないアンメットメディカルニーズの大きな疾患が多く存在している領域です。有効な治療薬の開発が難しい要因は、全身に広く存在する標的組織に治療薬を届けることが難しいことがあげられます。この課題に対して、筋肉にトランスフェリン受容体が高発現していることを利用し当社がJCRファーマと共同で開発したトランスフェリン受容体結合ペプチドを筋肉に薬剤を輸送するキャリア(運び屋)ペプチドとし、武田薬品が選択した医薬品候補化合物を結合させたPDC医薬品を創製することで解決することを目指します。

日本のトップ製薬企業と特殊環状ペプチドを用いた創薬で世界のリーディングカンパニーである当社が組んで、有効な治療薬がなくて世界的に困っている疾患領域に、革新的な治療薬の開発を目指して共同研究をスタートさせるのです。ワクワクしませんか。

武田薬品が研究開発における4つの重点疾患として掲げているものの1つがニューロサイエンスであり、PDCを用いた創薬に本格的に取り組んでいただけると考えています。

私は2017年6月にペプチドリームのIR広報責任者として入社し、個人投資家向け会社説明会を40回以上行ってきました。よく出る質問が「そんなにいいものなら、なぜタケダと契約できてないのか」というものでした。そういった意味で武田薬品との契約はとてもうれしいし、感慨深いものがあります。今後の進捗を楽しみにしたいと思います。

2020年12月17日木曜日

キングスカイフロント周辺清掃活動に参加

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は地域コミュニティとのつながりを大切に、地元のイベントに積極的に参加しています。当社が本社・研究所を置く川崎市殿町地区は国家戦略特区に指定され、キングスカイフロントと呼ばれています。この地区に拠点を置いている企業や機関は意識が高く、気持ちよく働ける環境づくりに積極的に取り組んでいます。

12月17日の9時30分から「キングスカイフロント周辺清掃」にと名付けられた地域イベントが開催され、ポイ捨てごみの清掃活動を行いました。今回の参加者は約180名だそうです。当社からは私を含め4名が参加しました。天候にも恵まれ、道路や公園がきれいになり、すがすがしい気持ちになりました。


大鵬薬品と新規契約を締結しました

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は17日の8時30分に「大鵬薬品とのPDPS自動化プラットフォームの運用に関する非独占的ライセンス許諾契約締結のお知らせ」を発表しました。本契約に伴い、当社は技術ライセンス料(契約一時金)を受領します(金額は非開示、2020年12月期第4四半期の売上高に計上されます)。

PDPS自動化プラットフォームとは、これまで手作業で行っていたペプチドリーム独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPSによる医薬品候補化合物のもとになる化合物ペプチドの探索(スクリーニング)を自動化したもので、自動分注機では世界トップシェアのTecan(テカン)社と共同開発を行い、Tecan社のラボオートメーションに搭載し、標的分子(ターゲットタンパク質)をセットするだけでスクリーニングが自動で行われる自動化装置として仕上げました。

今年に入り実際に同装置を当社の研究所で使用して完成度を高めました。技術の完成度が高まった今年の夏ごろからいくつかの製薬企業に技術紹介を開始しました。複数の企業が関心を示していただいており、今回の大鵬薬品との契約が第一弾となります。

当社の新たな創薬パートナー企業となりました大鵬薬品は、大塚ホールディングス株式会社の事業会社で「私たちは人びとの健康を高め 満ち足りた笑顔あふれる 社会づくりに貢献します。」を企業理念とし、「がん」「免疫・アレルギー」「泌尿器」の3領域に特化した研究開発型スペシャリティファーマです。特にがん領域においては、国内におけるリーディングカンパニーの一つとして知られており、グローバル化も積極的に推進されております。

今回のニュースリリースの中で、大鵬薬品の常務取締役 宇津木照洋氏から「PDPSは、特殊ペプチドを含む圧倒的な化合物多様性と洗練された自動スクリーニングシステムにより、これまで創薬が困難とされた治療標的に対する創薬の可能性を広げるものと考えております」とのコメントをいただいております。

当社はPDPS自動化プラットフォームの運用によりPDPSを用いた創薬の入り口を広げる新たな取り組みを開始しました。今回の契約により、大鵬薬品の創薬研究が大きく加速し、新しい治療薬の開発に貢献するようにPDPS試薬の供給のみならず、広範な範囲で大鵬薬品のPDPS運営をサポートしてまいります。私は横綱級の新薬が出てくることを期待しています。

2020年12月16日水曜日

新型コロナ治療薬の取り組みが日本経済新聞で紹介されました

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。12月16日の日本経済新聞の朝刊に「コロナ新薬 日本勢も着々」の見出しで、紙面の半分を使って、日本企業の新型コロナウイルス治療薬開発の取り組みが紹介されています(12版では15ページ目に掲載)。

この記事を書いた記者から私のところに数日前に電話取材の依頼があり、20分程度説明をしました。通常は20分説明しても採用されて記事になるのは2~3行なのですが、今回は合計すると30行を我々の取り組みの紹介に割いてくれてました。

2020年12月10日木曜日

キュライオ社との戦略的パートナーシップに関する覚書締結を発表

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は12月10日に「クライオ電子顕微鏡を用いた独自の構造解析技術を有するキュライオ社との戦略的パートナーシップに関する覚書締結のお知らせ」を発表しました。

当社のPDPSを用いた創薬は、1兆種類以上の特殊ペプチドからなる化合物ライブラリーを作成し、その中から病気の原因となる標的分子(ターゲットタンパク質)と強く結合するものを短期間で選び出すことから始まります。その後に“構造解析”を実施し、得られた情報をもとに特殊ペプチドを薬剤候補化合物へと仕上げていく、最適化作業を行います。

構造解析とは、選び出した特殊ペプチドが、標的タンパク質のどこに、どのように結合しているのかを画像等のデータをもとに立体構造の情報として解析することです。当社が目指している、より効果が高く、副作用の少ない医薬品の開発にはこの構造解析が重要な役割を担っているといえます。

現在の構造解析の主流は、標的タンパク質の調整や結晶化を経たX線構造解析です。当社にはその領域のスペシャリストからなるチームが存在し、毎年優秀な人材が加わり、高いレベルの仕事を行っております(最近の当社の創薬力アップへの貢献は大です)。ただし、X線構造解析は解像度も高く優れた解析方法なのですが結晶化が必要という制約がありました。

今回、戦略的パートナーシップに関する覚書を締結したキュライオ社は、クライオ電子顕微鏡を用いることで、結晶化が困難であったタンパク質(膜タンパク質や複雑なタンパク質複合体など)についても構造解析を可能とする技術を有しています。すでに当社も実際に使用した実績があり、今回の戦略的パートナーシップで両社のプラットフォーム技術を組み合わせることで、当社の創薬研究の範囲がこれまで以上に拡がり、薬剤候補化合物に仕上げるまでの期間短縮につながるのではないかと期待しています。

戦略的パートナー・RayzeBio社が約110億円の資金調達

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社が2020年8月にペプチド放射性医薬品の創製に関する戦略的共同研究開発契約を締結したRayzeBio Inc(レイズバイオ社)が今年2度目の資金調達に成功したことを発表しました。

1回目(シリーズA)は、10月14日(現地時間)に4,500万米ドル(約47億円)、そして2回目(シリーズB)は12月8日(現地時間)に1億500万米ドル(約110億円)の資金調達を行いました。合計で1億5,000万米ドルとなります。コロナ禍でファイナンス環境が良くない中、同社のビジネスモデルと技術力が高い評価を得ているようです。

2020年12月9日水曜日

クリスマスツリー

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。お昼時を利用して、みんなで本社・研究所の入り口にクリスマスツリーの飾りつけを行いました。

いろんなことを経験した一年でしたが、いいクリスマスを迎えるよう社員一同がんばってます。


2020年12月8日火曜日

仏アモライト社との戦略的共同研究開発およびライセンスオプション契約締結を発表

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は12月8日に「仏Amolyt社との戦略的共同研究開発およびライセンスオプション契約締結のお知らせ」を発表しました。

当社が見出した成長ホルモン受容体拮抗薬候補ペプチド化合物について、フランスのAmolyt Pharma(以下 アモライト社)と、先端巨大症を適応症とする新しい治療薬の開発を目的とした、最適化に関する戦略的共同研究開発を開始します。

最適化したペプチド化合物について、アモライト社が臨床候補化合物と評価し、導入を選択した場合は、当社はアモライト社からライセンスオプション行使フィーを受領します。また、その後の開発が順調に進捗した場合は、その進捗に応じてマイルストーンフィーを受領することになります。

先端巨大症は、脳の奥の脳下垂体と呼ばれる小さな器官にできる良性の腫瘍が成長ホルモンを過剰分泌することが原因となり、手足やあごの肥大という症状が現れ、適切な治療を施さなければ重度の合併症を引き起こします(推定患者数は、米国が約2万6千人、欧州が約3万5千人、日本は約1万人)。

アモライト社は、希少な内分泌および代謝性疾患の治療用ペプチドの開発を専門としたグローバル企業であり、同社の開発パイプラインのうち、副甲状腺機能低下症の治療用ペプチド「AZP-3601」は2020年9月に第1相臨床試験入りしています。私は2021年12月期中の導出(ライセンスアウト)の可能性もあると予想しており、今後の進捗を見守りたいと思います。 

2020年12月4日金曜日

非天然型(特殊)アミノ酸の販売

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。試薬事業で実績のあるキシダ化学株式会社が、当社の保有する非天然型アミノ酸を一般試薬として販売することになり、11月30日に販売を開始しました。

非天然型アミノ酸とは何かを簡単に説明します。人間は20種類のアミノ酸を用いて、人体の組織や機能に必要なペプチドおよびタンパク質を作成しています。人間の体を構成するビルディングブロックといえる、これら20種類のアミノ酸は天然アミノ酸と呼ばれています。しかし、自然界にはこの20種類以外のアミノ酸が存在し、人間が人工的に作成したものを含めると1,000種類を超えるアミノ酸が存在しているといわれており、これらは「非天然型アミノ酸(特殊アミノ酸)」と呼ばれています。

当社が創薬に用いている特殊ペプチドは、天然アミノ酸と非天然型アミノ酸を自在に結合させ、環状にしたものです。当社が特殊ペプチドを用いた医薬品の領域で世界をリードしている要因の1つが、医薬品の研究開発のおいて有用な非天然型アミノ酸についても研究開発を精力的に行っていることがあげられます。活性の向上、体内動態や物性を改善するにはどの非天然型アミノ酸を使えばいいのか等のノウハウの蓄積が創薬力につながっていえ、独自の非天然型アミノ酸の開発にも成功しています。

今回、キシダ化学株式会社を通じて、当社が研究開発の現場で実際に使用している非天然型アミノ酸を販売します。まずは10品目の販売ですが、販売品目は順次拡充するそうです。私は、当社の高品質の非天然型アミノ酸が広く使用可能になることで特殊ペプチドの研究開発のすそ野が拡がると予想しています。また、非天然型アミノ酸は医薬品の研究開発以外の領域でも使用されていますので、それらの領域でも品質の改善に貢献するのではと考えています。

2020年12月2日水曜日

ぺプチスターに新たに5社が加わりました

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社出資会社のぺプチスター株式会社(以下 ぺプチスター)が、12月1日に「第三者割当増資を実施し、17.9億円を調達しました」と発表しています。

同社のホームページのトップページ(NEWSの欄)に掲載されているプレスリリースを見ますと、旭化成株式会社、株式会社神鋼環境ソリューション、株式会社ダイセル、横河電機株式会社、株式会社ワイエムシィの5社が新たに株主として加わり、総額17.9億円の資金調達を行っています。

ぺプチスターは、日本国内に点在する各種最先端技術を戦略的に集約することでペプチド医薬品原薬の安定的な供給体制を確立するスキームで設立されました。新たに5社が資金と共に、ペプチドに関するフロー合成や精製・濃縮・固体化技術等の最先端技術を提供することでペプチド製造の全工程で製造技術の革新がさらに進むことが予想されます。

私が新たな出資各社のHPをチェックしたところ、ダイセルと横河電機はプレスリリースが出されています。技術面での説明と共にペプチド医薬品への期待も記載されています。

2020年11月30日月曜日

台湾の機関投資家とのミーティング

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は2017年から3年連続して台湾の機関投資家への訪問IRを行っています。今年も現地からミーティングのリクエストがありました。さすがに訪問は難しいので電話及びWeb会議方式で11月25日と30日の2日に分けて合計7社8名とミーティングを行いました。

初めての方もおられましたが、多くは2度目または3度目であり、当社への高い関心を持ち続けていただいていることを強く感じました。

今回もアレンジしてくれた岡三香港の高関さんと、すばらしい通訳で助けてくれたHelenさんに感謝です。謝謝!

2020年11月27日金曜日

渋谷区×車いすラグビー スペシャルトークショー

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社に所属している車いすラグビーの羽賀 理之(はが・まさゆき)選手がYouTubeの渋谷オリパラチャンネルで「スペシャルトークショー」に参加することになりました。

本来は渋谷区が、東京2020パラリンピック大会で渋谷区内開催競技である車いすラグビーについて、選手の最高峰のプレイを観戦・応援する「渋谷区長杯 大会」を11月29日(日)に開催するはずでした。しかし残念ながら今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、大会を中止することになり、その代替として「スペシャルトークショー」を29日の14時からライブ配信することになりました。

日本を代表する車いすラグビー選手によるスペシャルトークです。関心のある方はぜひご覧ください。

2020年11月26日木曜日

名モデレーター

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。26日(木)、バイオ医薬 EXPOセミナーの特別講演を聞くために、千葉の幕張メッセに行ってきました。

バイオ医薬 EXPOセミナーは、当社の取締役会長の窪田がアドバイザリーの一人として関わっています。今回の「新しいバイオベンチャーを考える」という特別講演は、窪田がモデレーター(司会者)として、2人の若手経営者から参考になる情報をうまく引き出してました。会場からの質問も3人からあり、コロナ禍の中、わざわざ会場まで足を運んでくれた参加者の多くが満足したと思われる名司会者ぶりでした。



2020年11月24日火曜日

米国ヤンセンファーマ社から2回目のマイルストーンフィーを受領

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は24日(火)の15時に、「米国ヤンセンファーマ社との創薬共同研究開発プログラムに係るマイルストーン達成のお知らせ」を発表しました。

Janssen Pharmaceuticals,Inc(米国ヤンセンファーマ社)とは2017年4月に創薬共同研究開発契約を締結し、複数の創薬ターゲットに対して創薬共同研究開発を進めています。1つ目のプログラムは2019年12月に、今回は2つ目のプログラムが、設定していたヒットペプチドのクライテリアを満たしたことから当社はマイルストーンフィーを受け取ることになりました(金額は非開示です)。

米国ヤンセンファーマ社は世界最大のトータルヘルスケアカンパニーであるJohnson & Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)グループの医薬品部門です。PDPSを用いた創薬から着実に医薬品の候補化合物が得られていることから、ヤンセンファーマ社との関係がさらに深まっていくのではと期待しています。

米RayzeBio(レイズバイオ)社からマイルストーンフィーを受領

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は24日(火)の15時に、「ペプチド放射性医薬品に関する戦略的パートナー 米RayzeBio社からのマイルストーンフィー受領のお知らせ」を発表しました。

米レイズバイオ社とは、2020年8月にペプチド放射性医薬品の創製に関する戦略的共同研究開発契約を締結しています。ここでいうペプチド放射性医薬品とは、当社の特殊ペプチドを、がん細胞等の表面にある標的分子へ、アクチニウム-225などの放射性核種(RI)を届ける運び屋として活用するPDC医薬品です。

このたび開発の進捗に伴い、レイズバイオ社からマイルストーンフィーとしてレイズバイオ社の一部株式を受領することになりました。金額は非開示ですが、売上高として計上予定です。

2020年11月21日土曜日

使い捨てコンタクトレンズの空ケース回収が1万個超え

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は2018年8月から使い捨てコンタクトレンズの空ケースリサイクル運動「アイシティ ecoプロジェクト」に参加しています。回収した空ケースは、リサイクル業者に買い取っていただき、その収益は全額(財)日本アイバンク協会へ寄付されています。

このリサイクル運動は2010年4月から始まり、現在では中学校365校、高校798校、企業593社が参加(2020年6月現在)しており、これまで累計で空ケース約3億6千万個を回収しています。

当社は2018年8月から2019年2月までの約半年間で2.7キログラム(約2,700個)の空ケースを回収・提供し、2019年3月から11月までの約9カ月では4.1キログラム(約4,100個)、そして2019年12月から2020年8月までの約9カ月では3.59キログラム(約3,590個)を回収・提供しました。

この2年間で合計10.39キログラム、空ケース約10,390個を回収し、提供したことになります。コロナ禍で2か月間近い出社制限があっても回収がきちんと行われたことは、従業員と役員の環境に対する意識が着実に向上しているあかしと考えられ、少し誇らしい気がします。

2020年11月19日木曜日

JPX日経インデックス400の入替について

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。11月9日に東京証券取引所から「JPX日経インデックス400」の構成銘柄の定期入替が発表されました。今回の定期入替では、32銘柄を追加、27銘柄が除外となり、当社も除外となりました。

当社の除外は、決算期変更による赤字決算が生じたことが要因です。JPX日経インデックス400の構成銘柄の選定基準は明確であり、①3年平均ROE、②3年累計営業利益、③選定基準日の時価総額をそれぞれランク付けして順位付けしたものに、ガバナンス体制や決算情報およびコーポレートガバナンス報告書などの英文資料の開示等を加点して総合スコア付けして選び出しています。当社が昨年、決算期を変更したことで2019年12月期という6か月の変則期間による赤字決算が生じた特殊要因が主因なのです。

みずほ証券をはじめとする証券会社のJPX日経インデックス400定期見直しを予想するレポートには除外候補として掲載されていたので、今回の除外についてIR広報担当としてはサプライズはありません。

早期に再選定を目指したいと思います。

2020年11月17日火曜日

日経「SDGs経営」調査は星3つ

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日の日本経済新聞に、国内731社について、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組みを日本経済新聞社が格付けした、日経「SGDs経営」調査2020の結果が発表されています(当社は30ページ目の総合ランキング一覧に掲載されています)。

日本経済新聞社は、事業を通じてSDGsに貢献し企業価値向上につなげる取り組みをSDGs経営と定義し、「SDGs戦略・経営価値」「環境価値」「社会価値」「ガバナンス」の4つ視点で評価しています。

当社の2020年の総合評価の格付けは「星3つ」となりました。昨年は「星2.5」でしたので、格付けはわずかですがアップしました(星5つが最高格付けです)。来年はもっと高い評価を獲得できるように頑張ります。

2020年11月13日金曜日

特許庁長官との意見交換

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。11月2日に特許庁長官の糟谷(かすたに)敏秀氏が、当社会長の窪田との意見交換のために当社を訪問されました。

この内容は11月13日付で特許庁のホームページにお知らせとして「ペプチドリーム株式会社と意見交換を行いました」の見出しで、糟谷長官と窪田とのツーショット写真とともに掲載されています。

会長の窪田は、知財の効果的な活用で黒字の創薬ベンチャーを創りあげた人物という評価が官公庁をはじめ各界で定着しており、面談依頼がひっきりなしに来ています。私もたまに同席させてもらっているのですが、今回の糟谷長官との意見交換は聞きごたえがありました。このような場合、一緒に来られた幹部が質問をし、トップはたまに口を出すということが多いのですが、糟谷長官は最初から次々と核心的な質問をされ、どのような知財戦略を策定したらイノベーションを促進し、産業の発展に寄与するかを本気で考え、いい意見があればすぐに実現すべく検討するという意気込みが感じられるものでした。

活発な意見交換の後に、研究所を含めて社内を案内し、当社1階ホールにて記念写真を撮りました。

                   写真中央が糟谷長官


コロナ薬開発新会社ペプチエイドを設立

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。11月12日に「新型コロナウイルス感染症治療薬の開発を目的とした新会社設立のお知らせ」を発表しました。

富士通、みずほキャピタル、竹中工務店、キシダ化学と5社合弁で設立した新会社の社名はペプチエイド(英文名:PeptiAID)です。社名の由来ですが、前半のぺプチはペプチドを用いた治療薬という意味であり、後半のエイドはAnti-Infectious Disease(抗感染症)の頭文字のAIDおよび、「治す」の意味のAID(キズを早くキレイに治す「バンドエイド(BAND-AID)」のエイド)です。

なぜペプチドリームが自社単独でなく、新会社設立というスキームを選んだのかという質問が私のもとに多数寄せられていますが、当社の新型コロナウイルス感染症に対して有効な治療薬を世の中に届けるという社会的ミッションに対する強い賛同が多く寄せられ、日本発の新型コロナ治療薬を短期間で仕上げていこうというアスピレーション(大志)を形にしたのが今回の新会社なのです。

ワクチンでは十分でないのかという質問もありますが、インフルエンザの状況を見てもわかるように、日本では毎年インフルエンザワクチンを接種しても年間約1,000万人が感染し、2018年は3,000人以上が死亡しています。これでパニックにならないのは、タミフル、リレンザ、ゾフルーザ等の抗インフルエンザウイルス治療薬が存在するからです。新型コロナウイルスに対するワクチンが開発されたとしても、疾患を適切にコントロールしていく上では治療薬の存在は不可欠といえます。

また、緊急承認されている薬が出てきており、後追いで開発する意義があるのかという問い合わせについては、たしかに現在、低分子医薬品や抗体医薬の開発が先行していますが、一つの薬ですべてを満たすのは現実的には難しいと考えられ、それらとは作用メカニズムの異なるペプチド治療薬は医療現場が求めるものになると考えております。

なお、12日の14時30分から当社1階ホールにおいて、新会社に関するマスコミ向け説明会を開催しました(司会は私が行いました)。プレスリリースを見たNHKやテレビ東京から急遽参加の申し込みがあり、それらは当日のニュースとしてテレビで放映されました。

今回の新型コロナウイルスの影響は、ありとあらゆる業種・業界が影響を受けており、私個人としてはこの新型コロナウイルス感染症の克服に対して何らか貢献したい、治療薬の開発を支援したいという強い想いを形にした会社はとてもユニークな存在だと思っています。ペプチエイドの代表取締役社長に就任した舛屋(当社の取締役副社長)も気合いが入っており、早期実用化に向けて“全集中”して走り切ってくれるのではと期待しています。

       左から舛屋 圭一(ペプチドリーム 取締役副社長)、長堀 泉(富士通 執行役員常務)、
  大町 祐輔(みずほキャピタル 代表取締役社長)、野村 信一(竹中工務店 常務執行役員)、岸田 充弘(キシダ化学 代表取締役社長)


2020年12月期 第3四半期決算を発表しました

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。11月12日(木)の15時30分に2020年12月期 第3四半期決算を発表しました。

当社は決算期を6月から12月に変更しているため、比較はできませんが、2020年12月期第3四半期累計期間の決算は、第3半期の決算としては過去最高の売上高(38.3億円)であり、営業利益は過去2番目の水準(9.9億円、※過去最高は2016年6月期第3四半期の15.4億円)となっております。ただし、当社の業績に関して、現在のビジネスモデルにおいては、四半期ごとの決算や前年同期との比較はあまり意味をもちません。1年間を通しての通期業績で判断していただきたいと思っております。

2020年12月期の通期業績予想については、期初予想から変更はありません。通期業績予想に対する進捗率は半分にも達していませんが、現時点では期初に公表した通期業績予想の射程圏内と考えております。

2020年11月11日水曜日

第3四半期の決算発表日

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の2020年12月期第3四半期決算の発表は11月12日(木)の15時30分を予定しています。なお、第3四半期の決算ですので、機関投資家・アナリスト向け決算説明会は予定しておりません。

2020年11月5日木曜日

ChromaJean(クロマジーン)社との戦略的パートナーシップ締結を発表

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は11月5日に「独自のペプチド精製プラットフォーム技術を有するChromaJeanとの戦略的パートナーシップに関する覚書締結のお知らせ」を発表しました。

ペプチドリームは、全世界の病気で困っている方にいち早く薬を届けることをミッションとしております。そのために当社独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPSのさらなる高効率化だけではなく、創薬研究プロセスにおける優れた技術を保有する会社と戦略的パートナーシップ等を締結することで、創薬研究開発の期間短縮を目指しています。

今回、戦略的パートナーシップを締結する株式会社ChromaJean(クロマジーン)は、複数の物質が混じった混合物からクロマトグラフィーを用いて目的の物質のみ分離・精製する技術(クロマトグラフィー技術)に優れた会社です。武田薬品のEVPイニシアチブ(武田薬品の研究アセット、技術を用い、武田薬品で働く研究者自らが起業することをサポートするプログラム)により設立されました。最適な分離・精製条件をすばやく見出す独自のアルゴリズムに基づき、分離条件の探索から精製完了までの各ステップの標準化・自動化に成功しています。

当社の創薬研究プロセスにおいて、ペプチドの分離・精製プロセスの高速化は課題の一つでしたが、ChromaJean(クロマジーン)が有する精製プラットフォーム技術と組み合わせることで高速化、効率化が実現できると考えています。

2020年11月2日月曜日

星4つ

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日の日本経済新聞に、日本経済新聞社がまとめた2020年の「Smart Work(スマートワーク)経営調査」の結果が発表されています。21ページに記載されている総合ランキング一覧によると、当社の総合評価は“星4つ”となっています(星5つが最高評価です)。

スマートワーク経営調査の評価は「人材活用力」「イノベーション力」「市場開拓力」の3分野で構成されており、それぞれスコアを測定し総合評価となっています。当社の評価の内訳は人材活用力:A++、イノベーション力:S+、市場開拓力:Sとなっています。昨年は人材活用力:A+、イノベーション力:S、市場開拓力:A+で総合評価は星3つだったので、3分野および総合評価がいずれもアップしています。

今回の評価の中で特にイノベーション力の評価:S+については、最高評価がS++ですので高い評価をいただきました。来年はもっと高い評価をいただけるように頑張ります!

2020年10月17日土曜日

富士通との共同研究の成果を発表

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は10月13日(火)に、富士通株式会社と2019年9月に開始したペプチド創薬に関する共同研究の成果として、創薬の候補化合物となる環状ペプチドの安定構造探索を高速かつ高精度で実施することに成功したと発表しました。

富士通は膨大な組合わせの中から最適な組合わせを探し出す“組合わせ最適化問題”を高速に解く「デジタルアニーラ」を持っており、計算量が膨大で従来のコンピュータでは解くことができなかった問題において最適解を見つけ出すことができます。この技術とHPC(高性能コンピューティング)を活用することで、当社の創薬プロセスにおいて、候補化合物を探索する際に必要な情報である「環状ペプチドの安定構造」の探索を12時間以内に高精度で実施することに成功しました。

当社のPDPSを用いた創薬は、1兆種類以上の環状ペプチドからなる化合物ライブラリーを作成し、その中から病気の原因となる標的タンパク質と強く結合するものを短期間で選び出すことから始まります。この次に、選び出された環状ペプチドを薬効、安全性、代謝などの条件を満たす医薬品候補化合物へと仕上げるために、さらに活性を高め、しかも安定なものにしていく創薬プロセスが必要になります。この工程において必要となる情報が環状ペプチドの安定構造(分子が安定する立体構造)です。

ペプチドは2個以上のアミノ酸分子が化学結合によって鎖状あるいは環状につながった化合物です。アミノ酸分子の結合は様々な角度をとることができますのでアミノ酸の配列が同じでも、とりうる立体構造は膨大な数となります。その中から安定構造を探索するのに、コンピュータを用いた計算と実際にその構造のペプチドを作成して研究室での実験で検証することを繰り返すことが必要となり、ざっくり言うと化合物一種類当たり数日間かかっていました。これを今回、「デジタルアニーラ」とHPCを活用することで、12時間以内に高精度で実施することに成功したのです。

発表の翌日の新聞を見ますと、数カ月かかっている医薬品候補化合物の探索が12時間以内になると勘違いされている記事もありましたが、そうではなく、医薬品候補化合物を見出す創薬プロセスの前段階で必要な環状ペプチドの安定構造の探索を12時間以内に高精度で実施することに成功したのです。

ただし、これにより、PDPSにより見出された標的分子に強く結合する環状ペプチドが、どのような安定構造をとりうるのかが事前に網羅的にわかるようになり、その後の創薬プロセス(絞り込み作業)において、無駄なものを作成して実験する時間とコストを削減することができますので、結果として数カ月かかっている候補化合物の探索期間を大幅に短縮することにつながると思います。

ペプチドリームのミッションは、全世界の病気で困っている方に薬を届けて、一人でも多くの方に「ありがとう」と言ってもらえる仕事をすることです。世界に先駆けて革新的な新薬創出を実現するにはIT技術の活用は不可欠となっており、世界最先端のテクノロジーを持つ富士通とさらなる創薬プロセスにおけるイノベーションを図っていきたいと考えております。

戦略的パートナー・RayzeBio社が約47億円の資金調達

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は2020年8月に米国カリフォルニア州サンディエゴに本拠を置くRayzeBio Inc(レイズバイオ社)との間で、ペプチド放射性医薬品の創製に関する戦略的共同研究開発契約を締結しています。このレイズバイオ社が、10月14日(現地時間)に4,500万米ドル(約47億円)の資金調達を行ったことを発表しました。これで当面の運営資金を確保できたので、開発に弾みがかかることが予想されます。

この記事はBioCenturyやBioWorld等の専門誌にも大きく取り上げられていますが、その中でレイズバイオ社の社長兼CEOであるKen Song氏のコメントとして、2021年の下半期に少なくとも1つの医薬品開発候補品を持つこと、および2022年下半期の臨床試験入りが目標と記載されています。

Ken Song氏はバイオ企業のIPOや上場バイオ企業の経営等に高い実績がある人物です。コメント通りに開発が進捗することを期待しています。

2020年9月16日水曜日

川崎市臨海部ニュースレターにインタビュー記事が掲載

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。川崎市は川崎市臨海部に関するニュースレター「KAWASAKI Coastal Area News」を発行しています。9月15日(火)に発行されたVol.25は新型コロナウイルス感染拡大防止特集号となっており、当社の取り組みも「新型コロナウイルス感染症治療薬開発の切り札は、次世代創薬として注目されるペプチド医薬品」の見出しで8ページ目に紹介されています。

https://digitalpr.jp/r/41296

2020年9月9日水曜日

クリオ社の臨床候補化合物KP1237が米国FDAよりオーファンドラッグ指定を受けました

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の戦略的パートナーであるKleo Pharmaceuticals(クリオ・ファーマシュティカル、以下 クリオ社)が、多発性骨髄腫を適応症として米国で開発を進めているKP1237について、米国食品医薬品局(FDA)からオーファンドラッグ(希少疾患用医薬品)指定を受けたことを発表しました。

米国のオーファンドラッグ指定は、米国FDAが米国内の患者数が20万人未満の希少疾患に対する新薬開発を促進するために付与する制度です。オーファンドラッグの指定を受けると、米国で7年間の排他的先発販売権が与えられます(後発医薬品の申請を受け付けないデータ保護期間が設定され、市場独占権が認められます)。また、米国政府から臨床研究費用の税額控除や申請費用の一部免除などの優遇措置が受けられます。

クリオ社の9月8日付のニュースリリースによるとクリオ社のCEOは2020年第4四半期にフェーズ1(第1相臨床試験)開始を予定しています。

米国で2018年に承認された新薬(新有効成分含有医薬品:NME)は59品目ありますが、そのうちオーファンドラッグ指定を受けているものが34品目(全体の57.6%)となっており、オーファンドラッグ指定を受けたものは承認の可能性が高いことがうかがえます。様々な優遇措置により今後の開発のスピードアップが予想され、KP1237のオーファンドラッグ指定は当社にとってもとてもいいニュースと考えております!

2020年9月8日火曜日

週刊ダイヤモンドに掲載

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。9月7日発売の週刊ダイヤモンド 9/12号の特集「これから買える株」の中で、高ROE & 厚い自己資本で選ぶ「攻めにも守りにも強い株」のランキングで当社が1位に選ばれています。昨日、株主の方から掲載されていますよと連絡をいただきました、ありがとうございました。

2020年9月7日月曜日

決算カンファレンスコールの視聴回数

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。みなさまの地域では台風の影響はいかがですか?私は実家が山口県なので心配になって連絡をとりました(すごい風だったけど被害は出てないと聞いて安心しました)。外出する際には引き続きお気をつけてください。

8月11日付で当社ウェブサイトに音声付きで公開しました、2020年12月期第2四半期の機関投資家・アナリスト向けの電話会議システムによる決算説明会(決算カンファレンスコール)ですが、アクセス数(視聴回数)が公開当日は680件を超え、その後もアクセスは続いており本日現在で2,240件となっています。決算カンファレンスコールへのアクセス数としては国内製薬企業の中でもトップクラスと推定されます。当社への関心の高さを改めて認識しており、2020年12月期の目標達成に向けて励んでおります。


2020年9月3日木曜日

ぺプチスターが製造設備の紹介動画を公表

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の関連会社のぺプチスター株式会社(以下 ぺプチスター)が、同社のホームページのトップページ(NEWSの欄)に8月31日付で「製造設備ご紹介」として動画を掲載しています。

世界最大規模のペプチド医薬品原薬の受託製造施設の内容が3分43秒にとてもよくまとまっています。ぜひご覧ください。

ぺプチスターは2017年9月1日に設立されましたので、ちょうど3年が経ったところです。3年でこのような世界に誇れる技術で設備が稼働していることは、医薬品原薬の受託製造業界でも驚きとなっているようです。この動画を見て、設立当初からぺプチスターの説明をしてきた者として、すこし誇らしく思いました。

2020年8月31日月曜日

株主通信

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社では株主の皆さまに、年に2回、株主通信という小冊子をお送りしています。本日、発送の予定ですので今週中に株主の皆さまのお手元に届くと思います。

冒頭は「困難な時代でも着実な成長」という見出しの社長あいさつです。ぜひ目を通してください。なお、昨年10月にある個人株主様から「株主宛に送られてくる封筒の宛名のセロハンですが、燃えないゴミのため分別しなければいけないので、面倒ですしエコでもないので燃える素材に変更して下さい」とのメールが届きました。当社では今回、早速対応し、“窓を剥がさずこのまま古紙としてリサイクルできます”という環境に優しい封筒に変更しました。

2020年8月17日月曜日

RayzeBio社とのペプチド放射性医薬品に関する戦略的共同研究開発

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は8月4日に米国カリフォルニア州サンディエゴに本拠を置くRayzeBio Inc(レイズバイオ社)との間で、ペプチド放射性医薬品の創製に関する戦略的共同研究開発契約を締結しました。

がん治療分野において、放射性医薬品の高い抗腫瘍効果への関心が高まっています。スイス・ノバルティス社が2018年1月に買収した放射性医薬品会社のAdvanced Accelerator Applications(AAA社)が開発した「Lutathera(ルタセラ)」は、β線を放出するルテチウム(Lu177)という放射線核種を用いた放射性医薬品ですが、2019年の売上高は前年比約2.6倍となる441百万米ドル(約480億円)と伸びており、ノバルティス社の業績のけん引役の一つとなっています。

当社が目指すペプチド放射性医薬品とは、当社がPDPSを用いて同定及び最適化した特殊ペプチドを“運び屋”として、がん細胞の殺傷能力の高い放射線核種(アクチニウムやルテチウム等)をがん細胞に存在する標的分子まで運ぶことで、がん細胞周辺の正常細胞を傷つけることなく、ピンポイントでがん細胞だけを殺傷する治療薬です。個人的には、がん治療薬で課題となっている薬剤耐性の問題も解決するポテンシャルをもっているとみております。

当社はペプチド放射性医薬品領域において、2018年に日本メジフィジックス社と、2019年にスイス・ノバルティス社と共同研究開発契約を締結しており、今回のレイズバイオ社との契約で、日米欧三極での共同研究開発のインフラが整いました。放射性医薬品は扱いが難しく、半減期が短いこともあり、今回の契約は当社が戦略的に取り組みを進めているペプチド放射性医薬品分野において、リーディングカンパニーとしての当社の優位性をさらに強化するものと考えております。

2020年8月16日日曜日

決算発表後の機関投資家ミーティング

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。決算発表および決算説明会の翌週である8月10日の週は、国内外の機関投資家とのミーティングを社長のパトリック、副社長の金城と分担または一緒に対応しました。すべてが電話会議またはウェブ会議です。この一週間で合計31社、45名とミーティングを行いました。ロンドンの機関投資家からは翌日にパトリック宛に時間をオーバーしてすべての質問に答えたことに対するお礼のメールも届きました。いずれも当社に対する理解が深まったいいミーティングができたと思っております。

2020年8月8日土曜日

決算説明会を開催しました

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。8月7日(金)の15時から2020年12月期第2四半期の機関投資家・アナリスト向け決算説明会を、代表取締役社長のパトリックと取締役副社長の金城の出席のもと、開催しました。

当社としては、初めてとなる電話会議システムによる決算説明会(決算カンファランスコール)でしたので、途中で機器の不具合が起こらないか心配しながらの開催でしたが、100名近い参加をいただき、問題なく進みました。金城が約30分説明した後に質疑応答に入りましたが、質問が10名(アナリスト9名、マスコミ1名)もの方からあり、予定時間を少しばかりオーバーしてしまいました。

決算説明会に使用した資料は、当日の11時30分に当社ウェブサイトに公開しましたのでご覧ください。決算説明会については、質疑応答を含めた内容を音声で当社ウェブサイトに公開する予定で現在準備中です。来週前半を予定しておりますので、しばらくお待ちください。

2020年12月期第2四半期決算を発表

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。8月6日(木)の15時30分に2020年12月期第2四半期決算を発表しました。

当社は決算期を6月から12月に変更しているため、比較はできませんが、2020年12月期第2四半期の決算は、上半期の決算としては過去最高の売上高および利益となっております。ただし、当社の業績に関して、現在のビジネスモデルにおいては、四半期ごとの決算や前年同期との比較はあまり意味をもちません。1年間を通しての通期業績で判断していただきたいと考えております。

新型コロナウイルス感染症の拡大は、当社の事業運営に一部影響を及ぼしています。期初予想では上半期に売上高を計上できると予想していた案件の一部が下半期以降に期ズレとなっています。今年の2月14日に開催した決算説明会で司会をした私は、次回の中間決算説明会の開催日が8月7日だと紹介した際に「多分、今回よりも、もっとわくわくするような話が聞けると思います」とひとこと付け加えました。残念ながら、想定外の新型コロナウイルスの感染拡大による向かい風を受けて、私が想定していた“もっとわくわく”も期ズレ(※消滅したわけではなく期ズレ)となりました。

ただし、コロナ禍においては悪いことばかりではなく、契約交渉において、企業によっては契約交渉の担当者・責任者が在宅勤務で時間ができ、交渉する機会と時間が増えたことにより契約締結までの期間が短くなる可能性のある案件も出てきています。また、期初予想には入ってなかった新型コロナウイルス治療薬に関する案件の話や期ズレ案件の詰めも進んでおり、現時点では公表している2020年12月期通期業績予想は射程圏内と考えております。期初に発表した過去最高の売上高、利益を達成する通期業績予想は変更しておりません。

想定外の厳しい環境の時こそ、企業としての真価が問われると考えております。コロナ禍における当社の新たな成長を見守っていただきたいと希望しております。

2020年7月27日月曜日

決算発表日

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の2020年12月期第2四半期決算の発表は8月6日(木)の15時30分を予定しています。

また、機関投資家・アナリスト向け決算説明会は8月7日の15時スタートの予定です。コロナ禍の状況であり、従来の東証ホール(東京証券取引所2階)等の会場での開催ではなく、当社として初めてとなる電話会議システムによる開催で準備を進めています。なお、決算説明会に使用する資料については、説明会の当日中に当社ウェブサイトに公開予定にしております。

PCR検査

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社所属の車いすラグビー選手から強化合宿参加の連絡があり、合宿前にPCR検査を受けるとの報告がありました。現時点において、当社の役職員から新型コロナウイルス感染者は確認されてないので、結果をどきどきしながら待っていたのですが、「結果、陰性でした!」との報告を受けてほっとしました。

2020年7月23日木曜日

廣瀬さんの展覧会

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。ペプチドリームの本社は、イタリア・ミラノ在住の芸術家である廣瀬智央(ひろせ さとし)さんに設計段階から参加してもらい、入口(エントランス)をはじめ社屋のいたるところにアート作品が置かれ、建物の空間全体がひとつの作品となっています(インスタレーションといいます)。

本社には庭を含めて廣瀬さんの18作品が設置されています。この廣瀬さんの個展「地球はレモンのように青い」が、群馬県前橋市の「アーツ前橋」で開催されています。決算準備で時間がとれずにいたのですが、とても評判がいいと聞いていたので、20日(月)に行ってきました。

廣瀬さんの代表作のひとつである「レモンプロジェクト」は約3万個のレモンが床を埋め尽くし、視覚だけでなく臭覚(匂い、香り)でも楽しめる作品です(7月20日時点では2万個程度になってました)。香りはレモンからの香りだけでなく、人工的に抽出されたレモンの香り(アロマ)も定期的に散布しているのだそうで、自然と人工物という相反する要素が作品で共存して芸術へ昇華している廣瀬さんらしい素晴らしい作品でした。
ほかにも当社にも複数の作品が展示してある、豆や金(きん)などがアクリル樹脂の中に浮かんでいる作品「Beans Cosmos(ビーンズコスモス)」もたくさんの種類があり、その新作版といえる「フォレストボール」もきれいでありながら「種団子」という作品との対比で興味深い作品となってました。

世界の多様性を様々な形で表現した廣瀬ワールド満載の楽しいながらも日常生活を少し考えさせられる空間となっており、このコロナ禍の状況でありながら、観覧者はアーツ前橋での過去最高記録となる可能性があるようです。7月26日(日)までとなっており、入り口での体温測定や手指消毒など感染予防対策もされておりますので前橋市近郊のみなさまは足を運んでみてください。

2020年7月6日月曜日

GPIFの当社株の保有株数

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。7月3日に世界最大級の年金基金である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2019年度の業務概況書を公表しました。2020年3月末での運用資産額は150兆円強、うち日本株は35兆円強です。運用状況の中に2020年3月末時点で保有する全銘柄リストが開示されています。

それによると当社の株式を652万8,800株保有していただいております。前年の3月末と比べて59万6,300株増加しています。2020年3月末の当社の発行済株式数に占める比率は5.18%です。今後も評価していただけるよう努力を続けてまいります。

2020年7月3日金曜日

本日は会社設立14周年

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の設立は2006年7月3日であり、本日は設立14周年となります。

来年は15周年を迎えます。10周年の時は、東京大学山上会館で『10周年記念学術講演会「創薬開発におけるパラダイムシフト」』を開催しました。そのような多くの方が集まる企画は難しいでしょが、何かしら企画したいなとIR広報としては考えております。

2020年6月30日火曜日

米メルク社からPDPS技術ライセンスに係るマイルストーンフィーを受領

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は6月30日の15時30分に、「米メルク社へのPDPS技術ライセンスに係るマイルストーンフィー受領のお知らせ」を発表しました。

当社は、米メルク社との間で2018年6月に、当社独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPSの非独占的ライセンス許諾契約を締結しておりますが、このたび、技術ライセンスに係るマイルストーンフィーを受領することになりました。金額は非開示ですが、2020年12月期の第2四半期の売上高に計上されます。

米メルク社とは6月12日に新型コロナウイルス感染症治療薬の共同研究開発を行うことも発表しており、PDPSを用いた創薬に高い評価をいただいております。

2020年6月24日水曜日

車いすラグビーの段階的練習再開

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社にはパラリンピックの採用競技の一つである車いすラグビーの2名のアスリート選手が正社員として所属しています。
新型コロナウイルスの感染拡大による練習施設の休業と外出自粛等により満足に練習できない時期もありましたが、高いモチベーションとメンタルを強く保って乗り切ってくれています。

緊急事態宣言の解除後は、連盟の方針に則って段階的に制限が解除されているようで、私のところに「本日から接触プレーの練習を始めました!」との連絡が入りました。制限が全面的に解除されるのは7月に入ってからのもようです。また試合の応援に行けることを楽しみにしています。

地銀運用担当者の来社

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。23日に地方銀行の資金運用担当者2名が来社され、IRミーティングを行いました。

コロナウイルス感染症の拡大以降、IRミーティングは電話会議やWeb会議での対応でしたが、久しぶりに対面での面談で、いつも以上に気合が入りました。
先方も当社との面談のためにわざわざ飛行機で来られたこともあり、事前準備がしっかりしており中身の濃いミーティングとなりました(地元からも2名の方がWebで参加されました)。ミーティングの後は短時間ですが研究所の見学も行い、若い社員が活き活きと研究する様子を実際に見ていただくことができました。最後に笑顔で「御社の理解が深まりました」とのコメントをいただき、うれしい気分になりました。

2020年6月22日月曜日

FTSE Blossom Japan Indexの構成銘柄に選定されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社はFTSE Blossom Japan Indexの構成銘柄に選定されました! これは私にとっては今年一番のうれしいニュースです。

このブログでも何度か紹介してきましたが、企業価値の評価方法はここ数年で大きく変わってきました。足元の業績などの財務情報だけでなく、環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する取り組みなどの非財務情報も考慮することで、企業の持続可能な成長という観点から企業価値を評価することが世界の主流となってきています。
この投資変化の推進役の1つが世界最大の年金基金である日本の年金積立金管理運営独立行政法人(GPIF)です。GPIFは、ESGを考慮した投資を推進しており、2017年7月に国内株式について、ESG総合指数を2つ、女性活躍指数を1つ、合計3つのESG指数を選定し、同指数をベンチマーク(運用指標)としたパッシブ運用を開始しています。
ESG総合指数の2つのうちの1つがFTSE Blossom Japan Indexです。GPIFの業務概況書によると2019年3月末時点でFTSE Blossom Japan Indexの指数構成銘柄は152社、運用資産額は6,428億円となっています(2018年3月末時点は指数構成銘柄は149社、運用資産額は5,266億円)。

FTSE Blossom Japan Indexは、グローバルなインデックスプロバイダーであり、ロンドン証券取引所が100%出資する英国FTSE Rusell社が作成し、ESGについて優れた対応を行っている日本企業のパフォーマンスを測定するために設計されました。
FTSEのESG評価は世界基準に基づいており、今回、当社が環境、社会、ガバナンスに関する様々な基準を満たして構成銘柄として選定されたことは、とても名誉なことであり、ESGを社内で中核として推進してきたものとして舞い上がってしまう気分でしたが、FTSE Blossom Japan Indexの構成銘柄の名に恥じないようにこれからますますESGの充実に努める考えです。

2020年6月13日土曜日

米国メルク社と新型コロナウイルス感染症治療薬の共同研究開発を開始

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。6月12日の12時に、米国メルク社と新型コロナウイルス感染症治療薬の共同研究開発を開始することを発表しました。

米国メルク社とは、2015年4月に始まった創薬共同研究開発において、6つのプログラムすべてにおいてヒットペプチドを見い出しています。創薬共同研究開発は、基本的には先方の企業内でいろいろ試してみて、ヒット化合物が見つけられなかった難しい創薬ターゲットが対象です。6つすべてにおいて、ヒット化合物が得られたことは、米国メルク社での当社の評価は高いと予想され、今回の契約もそれを証明するものだと私は考えています。

今回の契約の注目点は、現在、世界的な感染拡大が問題となっている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の治療薬の開発だけでなく、将来的に発生する可能性が高い新たな新型コロナウイルスに対する治療薬の共同研究開発も含まれていることです。

米国メルク社は、がんとワクチン、感染症に強みをもつ世界大手製薬企業です。エイズウイルス、肝炎ウイルス、エボラウイルスなどを含む多数の抗ウイルス治療薬の開発実績があり、優れた人材と研究開発インフラを備えています。一刻も早く世界中の困っている患者さんに薬を届けることを創業の精神ととする当社にとって素晴らしい研究開発パートナーといえます。なお、ニュースリリースでコメントいただいた米国メルク社のvice presidentであるEmma Parmeeさんは製薬業界ではとても有名な方です。

お互いに信頼関係があつく、新型コロナウイルス感染症に対して高い意識を共有しての契約であり、研究開発は順調に進むと期待しております。

2020年6月5日金曜日

WEOY2020 世界一ならず、残念

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の創業者である窪田規一(取締役会長)と東京大学の菅裕明教授の2人が、EY(Ernst & Young Global Limitedのグローバル・ネットワーク)が主催している、起業家(アントレプレナー)の世界一を決める世界大会:EY World Entrepreneur of The Year(以下 WEOY)の日本代表に昨年11月に選ばれ、2020年の世界大会(WEOY 2020)に参加しました。その発表セレモニーが日本時間で6月5日の早朝3時から開催され、その様子はCNBCでも放送されました。
世界一の発表は3時50分頃に行われ、インド最大のバイオ医薬品企業であるBioconの創業者(Kiran Mazumdar-Shawという女性です)が選出されました。私も窪田さん、菅教授とEOY Japan事務局の方が用意してくれた会場で発表を見守っていましたが、残念な結果となりました(お二人はこの半年間、ご苦労様でした)。
世界ナンバーワンに選出された理由については今後、発表されるのでしょうが、インドで20代の女性が起業し、一代でインド最大のバイオ医薬品会社をつくりあげたことかなと私は推測しています(おめでとうございます、これまでのご苦労に敬意を表します)。

日本代表者がWEOYで世界ナンバーワンのアントレプレナーに選出されたことがなく、記念すべき第20回目の記念大会にぜひとも日本代表をとEOY Japan事務局の方はとても素晴らしいサポートをしていただきました。本当に感謝です。
残念な結果となりましたが、私は久しぶりに菅教授と話すことができ、有意義な時間を過ごすことができました。

2020年6月1日月曜日

4年目に入ります

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。今からちょうど3年前、2017年6月1日に私はペプチドリームに入社しました。「IR広報部門責任者の就任に関するお知らせ」というニュースリリースを出していただき、その中で私は「ペプチドリームが創業以来、追い求めてきた“日本発、世界初の新薬を創出し、社会に貢献したい”という夢をメンバーの一員として共有できることを大変喜んでいます。当社の技術を基に、日本に世界に誇れるバイオ産業を創出する動きがこれから本格化します。これまで培ってきた経験、ノウハウの集大成として、当社の現状と将来をわかりやすく、的確に伝えていく所存であります。」というコメントを出しています。その思いは3年たった現在でも変わることはありません。4年目もよろしくお願いします。

ペプチドリームは、4月7日の政府からの緊急事態宣言の発出を受けて「出社制限下での稼働体制」にシフトしてきましたが、緊急事態宣言の全面解除を受けて通常出社の稼働体制に戻します。もちろん、「密な接触機会」を回避するための各種取り組みについては継続して実施し、感染リスク軽減に引き続き努めてまいります。

2020年5月29日金曜日

ペプチグロースの社長紹介記事が掲載されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。日刊工業新聞に“さあ出番”という新社長紹介の連載企画がありますが、本日29日付の同紙に三菱商事と当社の間で2020年4月1日に設立された合弁会社:ペプチグロース株式会社の代表取締役社長・杉本二朗氏が紹介されています。

「独創的パートナーと協働して革新的製品を開発し、世界に発信したい」との抱負を語っておられます。信条はリンカーン(米国16代大統領)の「意志あるところに道は開ける」だそうです。

2020年5月27日水曜日

ドイツ・バイエル社との創薬共同研究開発の拡大契約

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は27日の15時30分に「ドイツ・バイエル社との創薬共同研究開発の拡大契約のお知らせ」を発表しました。本契約に伴い、当社はドイツ・バイエル社(以下 バイエル社)から契約一時金を受領します(金額は非開示、2020年12月期第2四半期の売上高に計上されます。なお、業績予想には織り込み済みです)。

バイエル社とは2017年11月に創薬共同研究開発契約を締結し、複数の創薬研究開発プログラムが進んでいます。今回の拡大契約とは、「放射線を用いた画期的な診断薬、あるいは新規治療薬への応用」など、既存契約では網羅されていなかった、さらに幅広い用途や製品において、複数の創薬標的タンパク質に対して創薬共同研究開発を行う契約です。

私は既存契約での創薬共同研究開発においてバイエル社が特殊環状ペプチドの有用性や幅広い用途を実感したことが、今回の拡大契約につながったと考えております。

2020年5月22日金曜日

ぺプチスターがオーストラリアの会社から製造受託

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。一カ月前の情報ですが、当社の関連会社のぺプチスター株式会社(以下 ぺプチスター)が、オーストラリア証券市場に上場しているNeuroScientific Biopharmaceuticals(以下 NSB社)と製造受委託契約を締結したとホームページにニュースとして掲載しました。NSB社が4月20日にニュースリリースしたことから、ぺプチスターもニュースとして掲載したもようです。
NSB社は、彼らのニュースリリースによるとアルツハイマー病等のアンメットメディカルニーズの高い神経疾患を対象に、ペプチド医薬品の研究開発を行っている会社のようです。ぺプチスターは受託事業という性質から、どこからどのような注文が来ているのかを自分たちからは積極的に開示できないため、これまで注文内容がわからなかったのですが、いろんなところから注文がきているのだなあと思いました。

2020年5月16日土曜日

クリオ社がASCOでKP1237をポスター発表します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。米国時間の15日に、当社の戦略的パートナーであるKleo Pharmaceuticals(以下 クリオ社)が5月29日から開催されるASCOで、KP1237の前臨床データをポスター発表すると発表しました。

KP1237は、骨髄腫細胞表面に過剰発現しているシグナル伝達分子のCD38を標的として、クリオ社が当社との戦略的共同研究開発において創製された、多発性骨髄腫を適応症とした臨床候補化合物です。

ASCO(アスコと呼びます)は、American Society of Clinical Oncology(米国臨床腫瘍学会)の頭文字を取ったもので、世界最大のがん学会です。KP1237の注目度が高まるのではと予想しています。

2020年5月15日金曜日

WEOYのオンライン壮行会

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。昨年11月に、当社の創業者である窪田規一(取締役会長)と東京大学の菅裕明教授の2人が、2001年から毎年6月に起業家(アントレプレナー)の世界一を決めるため、フランスの地中海沿岸にあるモナコ公国で開催されている世界大会:EY World Entrepreneur of The Year(以下 WEOY)の日本代表に選ばれたという話をお伝えしました。
残念ながら今年のWEOY2020は、コロナウイルス感染症の拡大により、オンライン(Zoom)での選考やデジタルを活用した企画に変更されることになりましたが、2人は世界一となるべく着々と準備を進めております。

5月13日の夕方には、オンラインでWEOYの壮行会が開催されました。EOY2020 Japan選考委員長である元ソニー会長/社長の出井 伸之氏や昨年の日本代表である大創産業 創業者の矢野博丈氏ら9名が参加したそうです。

世界一が発表されるのは日本時間で6月5日の早朝の予定です。これまでWEOYで日本人が世界一になったことはありません。2人が日本に明るい話題を提供してくれるのではと私は少し期待しています。

2020年5月14日木曜日

2020年12月期 第1四半期決算を発表しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。5月14日(木)の15時30分に2020年12月期 第1四半期決算を発表しました。第1四半期は赤字ですが、通期計画に対してほぼ想定通りの進捗であり、2020年12月期通期業績予想の変更はありません。

2020年3月末時点のプログラム数は計111となり、2019年12月末より4プログラム増加しました。

新型コロナウイルス感染症の拡大は、当社の事業運営に一部影響を及ぼしていますが、現時点では影響は軽微であり、公表している通期業績予想の範囲内に吸収できると考えています。

今回は、決算短信と同時に「株式給付信託(BBTおよびJ-ESOP)への追加拠出に関するお知らせ」も発表しました。簡単に説明すると「自社株買い」です。当社は5月27日から6月10日までの間に合計約2億44百万円分の当社株式を取引所市場から取得します。取得した株式は取締役および従業員のインセンティブ用として活用いたします(2016年9月の第10回定時株主総会で決議した制度です)。

2020年5月13日水曜日

参天製薬から2つ目のプログラムの進捗によるマイルストーン収入を受領

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は12日の17時30分に「参天製薬との包括的創薬共同研究開発の二つ目のプログラムに係るクライテリア達成のお知らせ」を発表しました。

参天製薬は眼科領域に特化したスペシャリティ・カンパニーで、医療用眼科薬市場の国内トップ企業です。当社とは2018年9月に、包括的創薬共同研究開発契約を締結し、参天製薬が開発を目指す複数の眼科疾患を創薬ターゲットとして、特殊環状ペプチドを創製する共同研究開発を進めています。

2019年12月に1つ目のプログラムが、ヒットペプチドとして設定されていたクライテリアを達成したことから当社はマイルストーンフィーを受け取ることを発表しましたが、今回は2つ目のプログラムがヒットペプチドと認定されましたのでマイルストーンフィーを受け取ります(2020年12月期第2四半期の売上高として計上されます)。

参天製薬とは、通常の創薬共同研究開発ではなく、“包括的”創薬共同研究開発であり、従来よりも共同研究開発がスピード感をもって進むだろうと私はみていましたが、私の想定よりも順調に進捗している感じです。今後の進展の発表を楽しみに待ちたいと思います。

2020年5月12日火曜日

新型コロナウイルス感染症の治療薬に関する当社の取り組みについて

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。4月30日の15時30分に、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ならびに将来的に発生しうる変異型を含めたコロナウイルス全般に対して、特殊ペプチドを用いた抗ウイルス治療薬の研究開発を開始したことを発表しました。

ペプチドリームの創薬の特徴は、病気の原因物質(原因タンパク質)がわかれば、それを標的(ターゲットタンパク質)として治療薬のもととなる候補化合物が開発できることです。新型コロナウイルスについても、ヒト細胞にどのような作用メカニズムで感染するのかの解明が進んだことで、どこを標的すればよいのかが明らかになってきました。

コロナウイルスは、ウイルス表面に形状が王冠(コロナ)に似た突起を持つことが特徴で、この突起はスパイク(S)タンパク質からなっています。当社の創薬は、このスパイクタンパク質のS1領域(突起の頭の方の領域)とS2領域(突起の根っこの方の領域)を標的とします。S1領域とS2領域のそれぞれに特異的に結合する特殊ペプチドを当社独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPSを用いて特定することで、コロナウイルスがヒト細胞に感染する際の最初の入り口であるACE2受容体とS1領域の結合を阻害する特殊ペプチド医薬品、コロナウイルスがヒト細胞に侵入する際に関与するS2領域に結合することでヒト細胞の膜との融合を阻害する特殊ペプチド医薬品、そして特殊ペプチドをS1領域またはS2領域に選択的に医薬品や免疫細胞を誘導する機能を有する小分子化合物を運搬する運び屋として活用することでウイルスを直接攻撃するPDC医薬品、以上3つのアプローチの治療薬の研究開発を行ってまいります。

新型コロナウイルスに対して一からの創薬となりますが、当社がインフルエンザウイルスのヘマグルチニンを標的タンパク質として開発を進めてきた抗インフルエンザウイルス治療薬や米国Kleo社と共同研究開発を行っているPDC医薬品等の研究開発で培ったノウハウがいかせ、研究開発期間を短縮できると考えております。

今回のニュースリリースでは、3つのアプローチでの創薬を行うことのほかに、もう1つ、みなさまに伝えたかった内容があります。現在問題となっている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の治療薬の開発だけでなく、将来的に新たなパンデミックを起こす可能性がある遺伝子変異を起こした新たな新型コロナウイルスに対する治療薬の研究開発も開始したことです。

ニュースリリースに書きましたように、現在、当社では、複数の創薬共同研究開発パートナー候補との間で、事業・戦略上の協業可能性について協議を進めています。具体的になりましたら、その取り組みとメカニズムについてあらためて説明をしたいと思っています。

2020年4月23日木曜日

トップ3

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日は川崎本社に出社して業務を行っております。米国系運用会社との電話会議や、社長のパトリック、副社長の金城らとのミーティングをこなしました。
なお、社長のパトリックと副社長の舛屋と金城の3名は、従業員が出社制限下での稼働体制にシフトした後も、ほぼ毎日出社して様々なプロジェクトの推進に対応しております。病気で苦しんでいる世界の人々に薬を届けるという当社創業以来のミッションの実現に向けて、先頭に立って活動しています。

2020年4月22日水曜日

エール

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。緊急事態宣言を受けて当社は「出社制限下での稼働体制」にシフトしています。私は原則、在宅勤務を続けています。

在宅勤務によるメリットはいくつかあります。私の場合、通勤時間が片道1時間40分程度かかってましたので、ここから解放され、有効に使える時間が増えたことが最大のメリットといえますが、もう1つが朝8時からのNHK連続テレビ小説が見れるようになったことです。いま放送されている『エール』はいいですね、まさにエールを送られているようで、見終わると「よし、これから仕事頑張ろう」と仕事モードのスイッチが入ります。

仕事中はアナリストや機関投資家、証券会社関係者等からの連絡も入りますが、話の最後は「お互いにコロナウイルスに感染しないように気をつけて頑張りましょうね」と励まし合うことが通常です。まさにエール(声援、励まし)です。
海外では医療従事者に決まった時間に玄関やベランダから拍手を送る、「Clap for Cares(クラップ・フォー・ケアラーズ):医療従事者に拍手を」という素晴らしい活動が英国発で行われています。エールは今年のキーワードとなるでしょうね。

2020年4月17日金曜日

ぺプチスターの状況

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。最近、機関投資家からコロナウイルスの影響を聞かれる際に、ぺプチスター株式会社(以下 ぺプチスター)についても稼働に影響がでてないかを聞かれることが多くあります。その際には、別会社なので直接ぺプチスターに問い合わせくださいと答えるようにしているのですが、これではあまりにそっけないので、3月27日の株主総会でぺプチスターに関する質問が出た際に、取締役副社長の舛屋から立ち上がり順調で、ペプチドリームのパートナー企業だけでなく、パートナー以外の企業からの問い合わせも入っていると聞いているとの回答がありましたと付け加えています。
運良くといいますか、2日前にぺプチスターの広報担当者と久しぶりに電話で話す機会があったので、状況とコロナウイルスの影響について聞いたところ、きちんと稼働していますよとの回答をいただきました。安心しました。

2020年4月16日木曜日

ブルームバーグのESG開示スコア

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。世界大手総合情報サービス会社・Bloomberg(ブルームバーグ)の「ESG開示スコア(ESG Disclosure Score)」が更新され、当社のスコアが昨年の31.4から40.5にアップしました。

ESGに関して、どれくらいの情報量が開示されているかを測定し、100を最高点として0~100までの範囲で示しているものです。環境、社会、ガバナンスに代表される非財務情報であるESGの開示は投資においてますます重要性が高まっています。当社はさらに力を入れていく考えです。

2020年4月15日水曜日

ペプチグロースとの共同開発契約を締結しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。4月15日の8時30分に「ペプチグロース株式会社との共同開発契約締結のお知らせ」を発表しました。

当社は、ペプチグロースとの間で、再生医療・細胞治療向け成長因子事業に関して、新たに得られる成長因子代替ペプチドの独占的な開発・製造・販売権に関する契約を締結しました。本契約に伴い、当社はペプチグロースから初回の契約一時金を受領します(金額は非開示、2020年12月期第2四半期の売上高に計上されます)。また、今後の開発状況に応じて、当社はさらなる契約一時金を受領することとなります。

当事業については、3月27日に開示した経営説明会資料の20ページ目に事業のイメージ図が載っています。3月12日のニュースリリース以降、培地メーカーや研究機関等から多くの問い合わせをいただいております。なお、ペプチグロースは2年程度をめどにまずは研究用途向けの成長因子代替ペプチド製品の発売を目指しています。

2020年4月14日火曜日

交番が開所 さらに治安が良くなりました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社が本社・研究所を構えた川崎市殿町の国際戦略拠点・キングスカイフロントに4月1日、交番が設置されました。6名の担当警察官による24時間3交代勤務だそうです。これにより、立地機関の安心安全な研究・事業活動や地域の治安維持が一層図られます。私もさっそく挨拶してきましたが、とても誠実そうな警察官でした。着実に環境整備が進んでいます。助かります。

2020年4月13日月曜日

在宅勤務

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日から在宅勤務を開始しました。たまっていた書類の整理を行いましたが、思っていた以上に仕事がはかどりました。マスコミの方と連絡をとりましたが、その記者も在宅勤務でした。また、機関投資家の方から電話での問い合わせがありましたが、その方も在宅勤務中だそうです。ここはみんなが協力して踏ん張りどころですね。

2020年4月12日日曜日

新型コロナウイルス感染症に関する当社の取り組み

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。政府からの緊急事態宣言の発出を受けて、ペプチドリームでは当分の間、出社制限下での稼働体制にシフトします。

政府より、この緊急事態を1か月で終えるためには、最低7割の人と人との接触削減を実現しなくてはならないことが示されました。ペプチドリームでも感染リスク拡大につながるとされている「密な接触機会」の大幅削減を目指して、オフィスワークは原則在宅勤務にシフトし、在宅勤務が難しい実験等のラボワークについてもチームごとに稼働調整を最適化することで出社頻度を制限します。

感染拡大状況等の変化に応じて必要な対応策を柔軟かつ速やかに実施することで、事業の継続性を維持するとともに、すべてのステークホルダーへの安全配慮を努めてまいります。私も原則在宅勤務にシフトしますが、IR広報は在宅でも出社時と遜色ない対応が可能と考えております。

2020年4月10日金曜日

日刊工業新聞にインタビュー記事が掲載されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。4月10日の日刊工業新聞の17面に当社の創業者2人(会長の窪田と東京大学の菅裕明教授)のインタビュー記事が「常識を超える挑戦」の見出しで大きく掲載されました。著作権等の関係でここに掲載はできませんが、創業者の熱い思いが伝わってくる内容となっています。

2020年4月2日木曜日

株主通信を掲載しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社では株主の皆さまに、年に2回、株主通信という小冊子を株主総会後にお送りしていますが、4月1日に当社WEBにも掲載しました。

冒頭の社長あいさつに「2020年は、これまで積み上げてきたものが成果として目に見えるようになる、とても楽しみな1年になるものと期待しています。」とあります。これは1月中旬、まだコロナウイルスがこんなに感染拡大するとは思われてなかった頃の文章なのですが、今後さらに加速していく当社の新たな成長を株主の皆さまに見守っていただきたいという思いが込められていると思います。よろしくお願いいたします。

2020年4月1日水曜日

経営説明会の質疑応答を掲載しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月27日、株主総会終了後に11時15分から経営説明会を開催しました。取締役副社長の金城より「足元の業績と今後の見通し」、取締役副社長の舛屋より「研究開発プログラムの進捗」の説明を約30分行い、その後に質疑応答を行いました。

説明に使用したプレゼン資料は当日中に当社Webに掲載しましたが、質疑応答については4人から質問があり、まとめるのに時間を要しましたが3月31日に掲載しました。ご覧ください。

2020年3月31日火曜日

第14回定時株主総会を開催しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月27日(金)に当社の第14回定時株主総会をグランドプリンスホテル高輪で開催しました。97名の株主さまがご出席くださいました。株主さま5名から16の質問があり、活発な議論の後に2つの議案はいずれも原案どおり承認可決されました。引き続き取締役7名による経営体制でいっそうの企業価値向上に励んでまいります。これからもよろしくお願いいたします。

当日出席株主数は昨年9月の株主総会が403名でしたので4分の1になりました。わざわざ来ていただいたにもかかわらず、今回はペプチドリームで恒例となっている、株主総会の後に開催される経営説明会が終わった後の当社役員との記念写真の撮影や握手も中止とさせていただきました。とても残念でした。来年はコロナウイルスの感染拡大が収束し、いつも通りの和気あいあいとした経営陣と株主様との懇親・ふれあいができることを祈っています。

2020年3月26日木曜日

株主総会は開催予定です

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日の午前中に、明日開催予定の株主総会について、複数の株主様からの問い合わせをいただきました。
予定通り、明日3月27日(金曜日)の午前10時スタート、場所は昨年と同じでグランドプリンスホテル高輪(東京都港区高輪3-13-1)の地下1階「プリンスルーム」で開催予定です。株主総会終了後の経営説明会も開催を予定しております。

3月13日付で「株主総会における新型コロナウイルスの拡大防止に向けた対応について」を当社ウェブサイトに掲載しております。株主総会への出席を予定されておられる株主の皆さまにおかれましては、当日までの健康状態にもご留意いただき慎重にご判断いただきますよう重ねてお願い申し上げます。

2020年3月22日日曜日

企業のイノベーション指数 日本勢で13位

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月21日の日本経済新聞の朝刊に、日本経済新聞が一橋大学イノベーション研究センターと共同で、世界の主要企業のイノベーション力を数値化した「日経・一橋大イノベーション指数」の2019年度版の記事が出ています。

首位は米国のアマゾン・ドット・コムで、日本勢の首位はトヨタ自動車(全体では12位)です。この記事の中で、ペプチドリームが日本勢の中で13位に入ったと書かれています。

イノベーション指数は、イノベーションの種を育てる「潜在力」、イノベーションを利益に結びつける「価値創出力」、意思決定の素早さなど革新を生み出す「組織力」の3つの指標で構成されているそうです。これからもっと順位が上がるように頑張ります。

2020年3月13日金曜日

三菱商事と合弁会社ペプチグロースを設立します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月12日の15時に「三菱商事株式会社との合弁会社設立を伴う業務提携のお知らせ」を発表しました。三菱商事と組んで何をするのかといいますと、再生医療や細胞治療、遺伝子治療(以下 再生医療等)をヒトへの医療として実用化する際に問題となっていた課題の解決です。

再生医療等が抱える課題を説明しますと、再生医療等製品の研究開発、製造には細胞培養が必要であり、細胞を体外で培養する際には培地が用いられます。この培地の主要成分が「成長因子」であり、細胞の成長・増殖や分化誘導に重要な役割を担っています。しかし、現在の成長因子は動物由来のタンパク質が主に使用されていることから高額であることに加えて、不純物混入という安全性上のリスクや製造ロット間の品質のばらつきの問題がありました。これが再生医療等を医療として実用化する際の足かせとなっていました。

これらの問題は、当社のPDPSを用いて、成長因子と同等の機能を有する代替ペプチドを見つけ出し、化学合成による新規製造手法を開発することで解決できると考えています。ペプチグロース株式会社(PeptiGrowth Inc.)は4月1日に設立予定ですが、2年程度をめどにまずは研究用途向けの成長因子代替ペプチド製品の発売を目指しています。

私は以前、iPS細胞を医療へ応用することを目指したバイオベンチャーにいたことがあり、素晴らしい基礎技術がありながらも実用化が進まない再生医療の現状をくやしい思いでみていました。今回の試みは、再生医療業界には希望の光になるのではと思っています。成長因子事業については今後順次報告していきます。楽しみにしてください。

2020年3月10日火曜日

日本経済新聞に写真付きで紹介されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月10日の日本経済新聞の朝刊にバイオベンチャーの記事が大きく掲載(13ページ目)されています。当社については事業内容の紹介や実験室内の写真に加えて「トップの戦略」という囲み記事で社長のパトリックのコメントも紹介されています。

2020年3月9日月曜日

株主総会は3月27日の開催を予定しています

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。株主総会の案内を3月4日に当社ホームページに掲載しました。株主の皆さまには招集通知を発送しましたのでお手元に届いていると思います。

開催日程は3月27日(金曜日)の午前10時スタート、場所は昨年と同じでグランドプリンスホテル高輪(東京都港区高輪3-13-1)の地下1階「プリンスルーム」で行います。今年も株主総会終了後に経営説明会の開催を予定しております。

ただし、当社としては新型コロナウイルス対策を配慮した上での開催を予定していますが、今後の新型コロナウイルスの感染拡大によっては国や東京都から新たな指針が発表される可能性もあり、開催状況が変わる場合は速やかに連絡いたします。株主の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

2020年3月1日日曜日

手指衛生を徹底しています

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。新型コロナウイルスに対する当社の対応を聞かれることが増えてきましたが、当社は一昨年からインフルエンザ対策として全従業員に“手指衛生”の重要性を周知徹底してきました。各フロアの出入り口に手指用の消毒液を置き、自己管理を徹底するとともに、社内のドアノブや手すり、エレベーターの押しボタンを3時間おきに消毒しています。その結果、昨年と今年は社内でのインフルエンザの発生をほとんどゼロに抑えることに成功しています。

今回の新型コロナウイルスについても全従業員に対して社内だけでなく通勤時も含めた手指衛生を徹底するとともに、混雑時間を避けた通勤やフレキシブルな労働時間を可能とする対応をとっています。全従業員がお互いに協力し合って、業務に影響が出ないように努めております。

日経トップリーダー誌で紹介されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月1日発行の日経トップリーダー誌 2020年3月号に、日経トップリーダーが東京商工リサーチの協力を得て、「5期平均営業利益率の高い中小製造業ランキング」を作成し特集を組んでおります。当社はそのランキングで1位に選ばれ、記事が3ページにわたって掲載されています。

日経トップリーダー誌は中堅・中小企業の経営者が読者層らしいのですが、当社のビジネスモデルが社長のパトリック/副社長の金城とのインタビューをもとに紹介されており、読者の方に未来を切り開くヒントになればいいなと思っています。

2020年2月18日火曜日

盛岡市での個人投資家向け会社説明会を中止(延期)します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。1月21日付のIR広報ブログで紹介した2月21日(金)にみずほ証券盛岡支店で開催予定でした個人投資家向け会社説明会を中止(延期)します。参加を予定されておられた皆さま、申し訳ありません。

本日の日本経済新聞に野村證券が17日、全国の本支店で開催するセミナーを当面の間、中止することを決めたという記事が載っていますが、みずほ証券も同様の決定をされたそうです。みずほ証券からは中止ではなく、新型肺炎が落ち着けば仕切り直ししますと言ってもらってますので、延期と言っておきます。

ブログを見た秋田県の方から盛岡支店に参加の申し込みがあったと連絡をいただいていたこともあり、とても残念です。

2020年2月14日金曜日

当社創業者のインタビュー記事が掲載されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月14日、東洋経済オンラインで当社の創業者である窪田規一(取締役会長)と東京大学の菅裕明教授のインタビュー記事が掲載されました。

下記をクリックすると見ることができます。さすが創業者の言葉は重みがあります。ぜひともご覧ください。

決算説明会を開催しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月14日(金)の13時から東証ホール(東京証券取引所2階)で機関投資家向け決算説明会を開催しました。登壇者は社長のパトリックと副社長の金城です。金城が30分説明をしたのち、質疑応答を約50分行いました(7名のアナリストから質問をいただきました)。

昨日のIR広報ブログで、決算説明会終了後に速やかに作業に取り掛かり、当日中に当社ウェブサイトで開示できるように努力しますと書きました。いまも作業を行っておりますが、質問量が多く、質問の中身も専門的なものが多く、正確を期するために開示は明日以降とさせていただきます。申し訳ありません。
なお、決算説明会に使用した資料に、金城が機関投資家に説明した内容を記載したものを本日の16時過ぎに当社ウェブサイトに公開してますので、ぜひご覧ください。

2020年2月13日木曜日

2019年12月期決算及び2020年12月期業績予想を発表しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月13日(木)の15時30分に2019年12月期決算を発表しました。決算期変更に伴って6ヵ月分の変則決算であったことや、戦略的パートナーである米国クリオ社との共同研究から得られた臨床候補化合物の米国での臨床試験入りに向けた費用約4億円を研究開発費に計上したこと等から赤字となりましたが、売上高、利益のすべての項目について2019年8月に発表した業績予想通りの結果となりました。当社の業績予想の精度は高まっています。

当社事業は、想定通り順調に進捗していると考えており、2020年12月期の業績予想についても2019年8月に発表した業績予想は変更しておりません。複数の新規契約が予想されること等から売上高は100億円以上、営業利益は53億円以上と予想しています。IR担当者として2020年はとても楽しみな一年と考えています。

明日の13時から機関投資家向け決算説明会の開催を予定しています。昨年9月の株主総会で、機関投資家向け決算説明会の質疑応答の内容を開示してほしいとの要望を複数の個人株主様からいただきましたので、決算説明会終了後に速やかに作業に取り掛かり、当日中に当社ウェブサイトで開示できるように努力します。

2020年2月7日金曜日

全員がマスク着用の個人投資家向け会社説明会

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月7日(金)にSMBC日興証券 大阪支店主催の個人投資家向け会社説明会に行ってきました。2社合同の説明会だったこともあるでしょうか、110名を超す多くの投資家様が参加してくださいました。

主催者であるSMBC日興証券のご配慮で、マスクが用意され、講演者の窪田や私、主催者側の司会者や受付を含めて、参加者全員がマスク着用での個人投資家向け会社説明会になりました。
窪田は、本日の寄り前に開示したクレオ社の話も交えて57分も話をしましたので説明会での質問時間はほとんど取れませんでしたが、終了後に複数の投資家が我々のところに来られ、多くの質問を受けました。

参加いただいた皆さま、ありがとうございます。細やかな対応をしていただいたSMBC日興証券大阪支店の関係者に感謝いたします。

クリオ社のIND申請が米国FDAから承認されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の戦略的パートナーであるKleo Pharmaceuticals(以下 クリオ社)が、多発性骨髄腫を適応症として申請していた「KP1237(CD38-ARM)」のIND(新薬臨床試験開始届)が、米国FDA(食品医薬品局)から承認されたことを、2月6日にニュースリリースとして発表しました。

KP1237は、骨髄腫細胞表面に過剰発現しているシグナル伝達分子のCD38を標的として、クリオ社が当社との共同研究から創製した臨床候補化合物です。

今回の承認について、個人的には3月中だろうと予想していたので、早かったなという印象です。多発性骨髄腫は代表的な血液のがんです。最も多い自覚症状は腰や背中の骨の痛みであり、米国では毎年約3万人が新たに患者として診断されているのに、有効な治療薬が少ない疾患領域となっています。

2020年前半に患者組み入れを開始すると記載されており、次世代のがん免疫療法薬の臨床開発がいよいよスタートとなります。

2020年2月6日木曜日

羽賀選手が車いすラグビー体験イベントの講師を行います

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月8日(土)、港区スポーツセンター 5階 サブアリーナ(東京都港区芝浦1丁目16-1)で東京都港区主催のイベントとして「車いすラグビー体験コーナー」が14時から17時まで開催されます。当社所属の羽賀 理之(はが まさゆき)選手が講師です。対象は港区内在住・在学の小学生です。お知り合いの方がおられましたら、ぜひ体験をすすめてください。

港区ウェブサイト:https://www.city.minato.tokyo.jp/sports/20200208.html
イベントポスター:https://www.city.minato.tokyo.jp/sports/documents/sports4.pdf

個人投資家向け会社説明会に参加します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月7日(金)に開催予定のSMBC日興証券 大阪支店主催の個人投資家向け会社説明会に参加します。2社合同の説明会で会場は大阪支店10階ホール、当社は第2部で14時40分スタート、会長の窪田が話をする予定です。

2020年1月27日月曜日

Harvard Business Reviewで紹介されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。日本政府は、海外に対して、日本に非常に有望なイノベーションが進んでいることや、日本のビジネス環境の整備・改善が進んでいること等を紹介し、日本のイメージ向上および理解促進を目指した国際広報活動を海外メディアを活用して行っています。

海外メディアの一つにHarvard Business Review(ハーバード・ビジネス・レビュー 以下HBR)があり、1月24日付で日本発の特殊ペプチド医薬品の新産業創出イノベーションを紹介する記事が、当社社長のパトリック及びぺプチスター株式会社の亀山豊社長のインタビューを基にして“How a Japanese Biotech Company Is Innovating Drug Development Technologies”の見出しで掲載されました。


HBRは、ハーバード・ビジネス・スクールの教育理念に基づき創刊された90年以上の歴史を持つ世界で最も歴史のあるマネジメント誌です。世界経済に影響を持つビジネスリーダーやプロフェッショナルを多数読者層として抱えているHBRで当社の技術と事業を紹介させていただく機会を提供してくださいました官邸国際広報室に心から感謝いたします。

2020年1月25日土曜日

日テレ「ZIP!」で車いすラグビーを紹介

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。平日の朝放送の日本テレビ系番組「ZIP!(ジップ)」に、ジャニーズ事務所のKing&Prince(キング&プリンス)のメンバーが東京オリンピック・パラリンピックの競技種目にチャレンジし紹介する「MEDAL RUSH(メダルラッシュ)」という名物コーナーがあります。1月27日から31日の週は、車いすラグビーが紹介されるそうです。27日(月)に放送される映像の中に当社所属の田邉選手が映っている可能性があるそうで、目を凝らして放送を見ようと思います(放送予定時間帯は6時50分から7時です)。

当社所属の羽賀選手は、障がい者アスリート学校訪問で1月24日に千葉市立幕張小学校の3年生、4年生の合計140名と体験会を行いました。両選手とも頑張っています。

2020年1月21日火曜日

岩手県盛岡市で個人投資家向け会社説明会を開催します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月21日(金)の13時からみずほ証券盛岡支店(岩手県盛岡市中ノ橋通1-5-8 みずほ銀行盛岡支店1階)で個人投資家向け会社説明会を開催します。講師は会長の窪田が行う予定です。

みずほ証券盛岡支店に協力していただきます。申込みについては、みずほ証券盛岡支店にお電話(019-624-5421)でお問い合わせください。盛岡市周辺のみなさまのご参加をお待ちしています。

パラリンピック観戦チケット

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。東京2020パラリンピック観戦チケットの第2次抽選販売申込の受付が1月15日(水)から始まっています(1月29日まで)。私も早速、車いすラグビーの観戦チケットを申し込みました。抽選結果は2月18日に発表です。

当社所属の田邉選手は、年明けから障がい者アスリート学校訪問にも積極的に参加しています。1月9日に千葉市立天戸中学校の1年生102名と、1月15日には千葉県立桜が丘特別支援学校の高等部11名と体験会を行いました。羽賀選手は強化合宿に参加しました。ペプチドリームは今年も両選手を通じて、車いすラグビーを応援していきたいと思います。

2020年1月20日月曜日

使い捨てコンタクトレンズの空ケースリサイクル活動

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は2018年8月から使い捨てコンタクトレンズの空ケースリサイクル運動「ecoプロジェクト」に参加しています。回収した空ケースは、リサイクル業者に買い取っていただき、その収益は全額(財)日本アイバンク協会へ寄付されています。

当社は2018年8月から2019年2月までの約半年間で2.7キログラム(約2,700個)の空ケースを回収し、提供しました。そして2019年3月から11月までの約9カ月では4.1キログラム(約4,100個)の空ケースを回収し、提供しました。

当社では社内にESGタスクチームを設置し、すべての従業員と役員に向けて環境に対する意識向上を働きかけています。その成果が出たのかなとうれしく思っています。

モナコでのアントレプレナー世界大会

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。昨年の11月29日付ニュースリリースで紹介しましたように、当社の創業者である窪田規一(取締役会長)と東京大学の菅裕明教授の2名が、毎年6月にモナコ公国で開催されている起業家(アントレプレナー)の世界一を決める世界大会:EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーの日本代表に選ばれました。

現在、書類作成等の準備を進めており、1月17日(金)に菅教授が当社に来られ、窪田と一緒に雑誌社とのインタビュー対応と世界大会のプロモーション用の写真・動画撮影を行いました。

海外IR 英国

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。1月16日、17日と当社の代表取締役社長のパトリックと取締役副社長の金城の2人が、英国・ロンドンで欧州等の機関投資家とのIRミーティングに行ってきました。2日間で9社、12名との面談を行いました。中身の濃いミーティングになった模様です。

2020年1月11日土曜日

今年もよろしくお願いします

みなさん、新年のあいさつが遅れましたが、2020年もよろしくお願いします。

1月10日(金)の16時から本社1階ホールに経営陣と全社員が集まって本年初のタウンホールミーティングを行いました。冒頭に社長のパトリックから「今年も一緒に一所懸命頑張りましょう!」とのあいさつがあり、舛屋と金城の両副社長が2020年にあたっての話をしました。その後は通常のタウンホールミーティング(※2019年9月発行の株主通信の5ページ下段を参照してください)と同様に新入社員の紹介、研究者(今回は1名)から自分が行っている研究内容の発表と質疑応答、そして立食形式の懇親会を行いました。

障がい者アスリート選手2名を含め全員が元気に参加し交流を深めました。みなさまに様々なワクワク感を届けることができるよう、2020年も役職員一丸となって頑張ってまいります。応援よろしくお願いします。