2020年8月8日土曜日

2020年12月期第2四半期決算を発表

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。8月6日(木)の15時30分に2020年12月期第2四半期決算を発表しました。

当社は決算期を6月から12月に変更しているため、比較はできませんが、2020年12月期第2四半期の決算は、上半期の決算としては過去最高の売上高および利益となっております。ただし、当社の業績に関して、現在のビジネスモデルにおいては、四半期ごとの決算や前年同期との比較はあまり意味をもちません。1年間を通しての通期業績で判断していただきたいと考えております。

新型コロナウイルス感染症の拡大は、当社の事業運営に一部影響を及ぼしています。期初予想では上半期に売上高を計上できると予想していた案件の一部が下半期以降に期ズレとなっています。今年の2月14日に開催した決算説明会で司会をした私は、次回の中間決算説明会の開催日が8月7日だと紹介した際に「多分、今回よりも、もっとわくわくするような話が聞けると思います」とひとこと付け加えました。残念ながら、想定外の新型コロナウイルスの感染拡大による向かい風を受けて、私が想定していた“もっとわくわく”も期ズレ(※消滅したわけではなく期ズレ)となりました。

ただし、コロナ禍においては悪いことばかりではなく、契約交渉において、企業によっては契約交渉の担当者・責任者が在宅勤務で時間ができ、交渉する機会と時間が増えたことにより契約締結までの期間が短くなる可能性のある案件も出てきています。また、期初予想には入ってなかった新型コロナウイルス治療薬に関する案件の話や期ズレ案件の詰めも進んでおり、現時点では公表している2020年12月期通期業績予想は射程圏内と考えております。期初に発表した過去最高の売上高、利益を達成する通期業績予想は変更しておりません。

想定外の厳しい環境の時こそ、企業としての真価が問われると考えております。コロナ禍における当社の新たな成長を見守っていただきたいと希望しております。