2023年2月27日月曜日

ペプチドリームが新技術を活用した創薬企業として紹介されました

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

昨日(2023/2/26)の日経ヴェリタス・日経電子版でペプチドリームが紹介されました(リンク)。
(会員限定)

これは、2030年のテックの覇者はというテーマの記事で、量子コンピューターやAIなどと並び、先端医療技術としてペプチド技術が紹介されています。

ペプチドリームでは、まさに、長期7-10年後)に、上市製品からのロイヤリティ収益が本格化し、売上高1,000億を達成するということを目指しています。

ぜひ記事もご覧頂けたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

2023年2月24日金曜日

コーポレートプレゼンテーションを公開しました

 みなさま、こんにちは。IR広報部 沖本です。

今週コーポレートプレゼンテーション(英語)を公開させていただきました(リンク)。

ペプチドリームの基礎的な情報や基盤技術・ビジネスモデルについて説明させて頂いています。

決算説明会資料では事業面・研究面のアップデートが中心になり、あまりご説明できない点ですので、ぜひご覧頂けたらと思います。

よろしくお願いいたします。


2023年2月22日水曜日

2022年12月期 決算説明会Q&Aを公開しました

みなさま、こんにちは。IR広報部 沖本です。

本日、2022年12月期の決算説明会Q&Aを公開しました(リンク)。

QAの一部をご紹介させていただくと、「2022年12月期決算について」でもお伝えさせて頂いた通り、前期はMerck社やLilly社との提携が予想以上に大型化したことにより、期初の売上・利益予想を上振れることになりました。契約金額(契約一時金)の考え方としては単純化すると、①ターゲット単価 × ②対象となるターゲット数 ということで決まるのですが、近年の契約金額の大型化については①も②も大きくなっているという背景があります。

①ターゲット単価について

ターゲット単価が大きくなっている要因としては、すでにPDCのモジュールとなるペプチドをペプチドリームが自社で取得し、関連するデータも保有しているということがあります。ゼロから共同ではじめる共同開発研究と比較して、化合物のライセンス契約により近くなっているということです(すでにリード化合物相当の段階で始めているというイメージです)。

さらに、業界の中で PDC 領域への注目が高まっていることで有利な交渉ができているという背景もあります。

②対象ターゲットについて

交渉を進めていく中で、PDCの可能性について交渉先の理解が深まるにつれ、対象ターゲットが増えることで、契約金額が当初の想定より大きくなります。

また、契約一時金だけでなく、下流の研究・開発マイルストーンフィーやロイヤリティの条件も大きくなっています。

さらにPDCの契約の特徴として契約時にはある程度開発が進んでいるので、より早く次のマイルストーンを達成できることも期待しています。

PDCの提携については1つのペプチドから複数の契約を産み出せるという面もあり、これはまた別途ご説明させていただきます。



2023年2月15日水曜日

機関投資家・アナリスト向け決算説明会の音声を公開しました

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

本日実施した機関投資家・アナリスト向け決算説明会の音声を公開させていただきました。

日本語リンク (スピーカー:取締役副社長CFO 金城)

英語リンク (スピーカー:代表取締役社長CEO リード)

ぜひお聴き頂けたらと思います。よろしくお願いいたします。


2023年2月14日火曜日

2022年12月期決算について

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。
本日、202212月期決算を発表しました(LINK)。

また、金融費用と繰り延べ税金資産の計上及び業績予想と実績値との差異についてのプレスリリースも行いました(LINK)。

2022年決算について、2022/11時点で連結業績予想として
売上収益:245億円
Core営業利益:66億円
当期利益:42億円
を見込んでいました。

その後、2022/12に発表したPDCの新規契約(MerckLilly)が予想を上回る大型の提携となったため、売上・利益ともに上振れることとなりました。その結果、今期は減益予想となっていますが、継続して成長を続けている点は変わりありません。



売上高に関してはPDRファーマが1年分フルで連結されてくることも含め、増収を計画しています。

なお、上の図の通り、2023年も将来の条件付対価として約20億円を金融費用として計上することが織り込まれています。これは、富士フイルム富山化学の放射性医薬品事業を取得する際に設定されていたもので、PDRファーマで販売しているアミヴィッド®が日本において2024/4/30までに軽度認知障害への適応拡大の承認を受けた際に追加で40億円支払うというものです。昨今、認知症の治療薬に関する開発が活発化しており、これらの薬剤の治療の際に、対象となる患者さんを診断する必要があると想定されることから、今回成功確率が高まりました。つまり、追加支払いが発生するということは、将来より多く製品が使用されることをペプチドリームとしては期待しているとご理解いただけたらと思います。

アルツハイマー型認知症の二大病理像としてはアミロイドβとタウが知られていますが、アミロイドβを可視化するアミヴィッド®に加え、異常蓄積タウのPETイメージング剤(Tauvid®)についてもLilly社と共同で開発しています(リンク)。アミロイドβとタウの両方の脳内の局在をPETを用いてイメージングできるようになると、より有用な情報が提供できるようになると考えています。



明日開催される機関投資家・アナリスト向け決算説明会の内容はまた別途ご紹介させていただきますのでよろしくお願いいたします。


こちらもご覧ください:

2022/11/24 PDRファーマとEli Lilly社が提携しました
2022/12/22 Merck社と細胞傷害性PDCに関する提携を行いました
2022/12/26 Eli Lilly社とPDCに関する提携を行いました

2023年2月8日水曜日

ペプチドリーム創業者の菅裕明教授がウルフ賞を受賞しました

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

ペプチドリーム創業者である菅裕明教授がイスラエルのノーベル賞として知られるウルフ賞を受賞しました(リンク)。
心からお祝いを申し上げます。
 
ウルフ賞とは、ウルフ財団が1978年以降世界中の優れた科学者や芸術家に対して授与しているもので、6月にエルサレムのクネセット(イスラエルの国会議事堂)で授賞式が行われるとのことです。科学の分野では医学・農学・数学・化学・物理学があり、世界的に有名な専門家で構成される国際審査委員会によって選ばれます。
 
今年、化学の分野では菅教授、Chuan He教授、Jeffery W. Kelly教授の3名が受賞しました。菅教授はRNA触媒を開発し、タンパク質間の相互作用を阻害する環状ペプチドを見出す革新的なシステムを発明し、生理活性を持つペプチドの創製に大きく変革をもたらした点が評価されました。
 
今回の菅教授のウルフ賞の受賞は、大変素晴らしいものであり、ペプチドリームの礎となっている技術が科学的に非常に意味のある進歩であることを示しています。
ペプチドリームは次世代医薬品を創出することを目指し、今後も創薬を進めていきたいと思います。