2021年4月20日火曜日

日刊工業新聞に関連記事が掲載

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。4月20日の日刊工業新聞のヘルスケア面の特集記事・ニュース拡大鏡に「コロナ治療薬、標的は変異株 創薬VB、効果確認進む」の見出しで、当社関連会社ペプチエイドの開発候補品「PA-001」が紹介されています。当社副社長の金城のコメント「ウイルスにおける“弁慶の泣きどころ”を攻撃できる」等を含む、取材記事です。

「PA-001」は、ペプチドの分子量(サイズ)だからこそ狙える部位であり、またウイルスのスパイクタンパク質の変異しにくい領域、まさに“弁慶の泣きどころ”を狙って攻撃する治療薬であり、私はウイルスの変異に強い特効薬になる可能性があると期待しています。

当社が本社を置く川崎市は、本日から「まん延防止等重点措置」の適用地域となりました。私は、変異株の心配をしなくてもいい世の中が一刻も早くおとずれるために、ペプチエイドが予定している開発スケジュールが計画通りに進むことを願っています。

2021年4月15日木曜日

キンスカクイズの結果

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。3月のブログで「キングスカイフロントクイズ(略してキンスカクイズ)」の紹介をしました。おかげさまで約17,000件のアクセスがあり、当選者100名に対して1,117名の応募があったそうです。事務局では100名以上の応募があることを願っていたそうですから想定以上の結果となりました。私もクイズ作成に関わった人間としてうれしく思います。

このクイズは、毎年8月1日にキングスカイフロントで開催している「夏の科学イベント」が昨年は開催できなかったため、その代替事業として実施したものです。夏の科学イベントは主に小学生を対象に親子でサイエンスに触れる貴重な機会であり、ペプチドリームも毎年協力してきました。今年については、どのような内容で開催するかを現在、協議会内の部会で議論が続いています。決まりましたら報告させていただきます。

2021年4月14日水曜日

ペプチグロースの事業紹介動画

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社と三菱商事の合弁会社であるペプチグロース株式会社が、事業紹介動画を作成し、彼らのウェブサイトに公開しています。

3月26日から3日間開催された第85回日本循環器学会 学術集会に初めて展示ブースを出しましたので、そこで見てもらうために作成したものです。専門的な箇所もありますが、アニメーションを活用して「成長因子代替ペプチド」をわかりやすく説明していると思います。1分50秒程度なのでぜひご覧ください。

成長因子代替ペプチド 説明動画

2021年4月13日火曜日

創薬型ベンチャー向け情報開示ガイドブックの策定

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。経済産業省は3月4日に『バイオベンチャーと投資家の対話促進のための情報開示ガイドブック』を策定し、公開しました。

策定はバイオ業界の有識者からなる経済産業省「バイオベンチャーと投資家の対話促進研究会」が中心となって行いました。私も委員の一人として参加しました。座長は伊藤レポートで有名な一橋大学教授の伊藤邦雄氏です。オブザーバーとして東京証券取引所 上場部長の林謙太郎氏らが加わり、事務局・取りまとめは経済産業省の生物化学産業課が行いました。

内容は、創薬型ベンチャーが投資家に適切に評価してもらうために必要と思われる情報開示のポイントを整理したものです。私も意見をがんがん述べました。上場している創薬型ベンチャーだけでなく、上場を目指す創薬型ベンチャー及び証券会社やベンチャーキャピタルの方にも役立つ内容になっています。関係者はぜひ目を通して参考にしてください。

週刊東洋経済に掲載

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。4月12日発売の週刊東洋経済4/17号の特集「沸騰!医療テックベンチャー」の中で、「営業利益率59%の優等生 ペプチドリームの快進撃」という見出しで当社の紹介記事が掲載されています(52~53ページ)。

2021年4月12日月曜日

株主通信

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。株主通信を3月26日に当社WEBに掲載しましたが、ご覧いただいてますか?今月に入ってミーティングした機関投資家の方には必ず感想を聞いてますが、「ビジョンと技術がわかりやすくまとめてあり、とても参考になる」と好評をいただいております。

中心となって作成した私としては、冒頭の社長インタビューは、ぜひとも読んでいただきたいと希望します。特に5番目の質問の「2030年のペプチドリームはどのような姿でありたいとお考えですか?」の答えの箇所です。「これからの約10年では“Drug Discovery Powerhouse”としてペプチド創薬のグローバルリーダーの地位を確固たるものにしていきたい」「10年後の当社は、技術優位性、独自のビジネスモデル、および300~400名近くの優れた人材によって世界で最も成功したバイオ企業の一社として認知されるようになっているものと考えている」等々、パトリック社長の考えが伝わってくる内容になっています。

なお、株主通信は今回から地球環境に配慮した省資源化の観点から紙面による一斉郵送をやめて、オンライン版を当社のウェブサイトに掲載することで配布とさせていただきました。80代の株主さまからお叱りの電話もいただきましたが、約800キログラムの紙資源の節約(私の試算では20メートル級の樹木で10本程度)となりますので、ご理解よろしくお願いいたします。

2021年4月9日金曜日

武田薬品のR&D説明会

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。武田薬品工業のIRイベント「ウェーブ1パイプライン市場機会に関するカンファレンスコール パート2」が日本時間で4月6日の21時からオンラインで開催されました。

代表取締役社長CEOのクリストフ・ウェバー氏の挨拶の後に行われたリサーチ&デベロップメントプレジデントのアンディー・プランプ氏の話の中で、最近新たにパートナーとなった素晴らしい企業の紹介の間で一番最初にペプチドリームの名前を挙げていただきました(動画配信では開始後6分50秒経過したあたりです)。先方の期待を感じました。

2021年4月8日木曜日

バイエル社との創薬共同研究開発でリード化合物を取得

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は4月5日(月)の8時30分に、「ドイツ・バイエル社との創薬共同研究開発におけるリード・クライテリア達成のお知らせ」を発表しました。

ドイツ・Bayer(バイエル社)との間で進めている創薬共同研究開発プログラムにおいて、両社間であらかじめ設定していたリード化合物のクライテリアを達成しました。ヒット及びリードの認定は製薬各社によって様々ですから定義を明記することはできませんが、一般的なイメージとしては、ヒット化合物は創薬ターゲットの特定の部位に強く結合するという活性や特異性が認定のポイントとして求められますが、リード化合物の場合はそれに加えて、薬としての特性(薬物動態や溶解度、安定性など)も兼ね備えていることをあらかじめ両社間で定めたアッセイ系で測定した基準値をクリアすることが求められるといえます。

バイエル社とは、今年の2月17日に2つ目のプログラムでヒット化合物が得られたことを発表していますが、今回のリード化合物の取得により、バイエル社からの信頼がさらに深まったと考えています。