2019年2月28日木曜日

Rare Disease Dayのイベントに協賛

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月28日はRare Disease Day(世界希少・難治性疾患の日)です。より良い診断や治療による希少・難治性疾患の患者さんの生活の質の向上を目指し、スウェーデンで2008年から始まった活動です。日本でも趣旨に賛同し、2010年から2月最終日にイベントが開催されており、今回が10回目となります。

ペプチドリームは、当社のミッションに加えて、川崎医科大学と希少・難治性疾患であるデュシェンヌ型筋ジストロフィーに(DMD)に対するペプチド創薬の共同研究開発を行っていることもあり、今回初めて協賛させていただきました。

2019年2月26日火曜日

ウィルチェアラグビー選手の学校訪問

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月26日(火)に当社所属のウィルチェアラグビーのアスリート選手(田邉耕一選手と羽賀理之選手)が学校訪問を行いました。

東京都教育委員会は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を、子供たちの人生にとってまたとない重要な機会ととらえ、「東京都オリンピック・パラリンピック教育」を都内すべての学校で展開することを目指しています。この一環として、本日、ウィルチェアラグビー選手による学校訪問が行われ、当社所属の両選手が東京都城北特別支援学校を訪問しました。生徒たちはパスやタックルなどを体験することでスポーツの楽しさを感じ、実際のアスリート選手との交流することで競技の雰囲気を味わうことができたもようです。

生徒たちにとって、とても貴重な体験学習になったのではと思います。

なお、両選手は2月24日に大田区総合体育館で開催されたパラスポーツ観戦・応援イベント(BEYOND STUDIUM)にも参加しています。

機関投資家持株比率53%に上昇

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の海外機関投資家持株比率は2018年12月末で33.1%となり、2018年6月末の30.8%と比べて、この半年間で2.3%上昇しました。

国内機関投資家の持株比率はこの半年間で0.1%上昇し2018年12月末で20.2%となっています。

この結果、2018年12月末時点の当社の機関投資家の持株比率は53.3%でこの半年間で2.4%上昇しました。

「日本にもこのような優れた技術及びビジネスモデルのバイオ企業があるんだよ」と世界に伝えたいというのが私のIR活力の源になっているので、バイオ株投資で歴史と実績のある海外機関投資家が当社を評価し持株比率が着実に増加し続けていることは明日へのエネルギーになります!!

2019年2月20日水曜日

インターフェックス大阪での講演

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月20日(水)の13時45分から大阪市のインテックス大阪で開催中の「インターフェックス大阪-医薬品・化粧品・洗剤 研究・製造技術展-」において当社の窪田(代表取締役会長)が特別講演を行いました。講演のタイトルは「特殊ペプチドによるパラダイムシフト」です。

500人の会場はほぼ満席でした。①特殊ペプチドについて、②特殊ペプチド創薬の可能性、③特殊ペプチドの合成・製造の順に約40分の話を行い、最後に「特殊ペプチド医薬品の開発をこの国の産業の大きな柱にすることにより、失われた2兆5,000億円を取返し、20年後にも安心して生活できる医療保険制度を存続させましょう」のコメントで結びました。講演後に名刺交換を求める50人近い列ができたそうです。

2019年2月17日日曜日

第2四半期決算説明会を開催しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月15日(金)の10時から2019年6月期第2四半期の機関投資家向け決算説明会を開催しました。会場は東京証券取引所2階の東証ホールです。寒い中、95名の方が足を運んでくださいました、ありがとうございました。終了後に外に出ると兜町は雪がちらついていました。

当社からの出席者は、代表取締役社長のパトリック、取締役副社長の金城です。司会は私が行いました。最初にパトリックが簡単な挨拶を行い(日本語でしました!)、その後に金城が上半期の決算概要、主要トピックス、次なる成長に向けた取り組みについて40分説明しました。ここまでで予定時間ピッタリの10時45分、その後に質疑応答の時間をとりました。

質問については7名のセルサイドアナリスト(証券会社に所属するアナリスト)とマスコミ1名の総勢8名から合計19の多岐にわたる質問が出て、それらに答えていきました。社長のパトリックも開発プログラム等の質問に対して日本語で説明をしました。質問が出尽くしたところでちょうど終了時刻(11時30分)となってました。

最後に金城から「一つ一つのプログラムについて、いろんなテーマで、いろんな動きが大規模に出ており、ワクワク感をもって仕事をしている。当社が感じているこのワクワク感をなるべくみなさんと共有していただけるように積極的に情報開示をしていきたい」といった趣旨のあいさつで締めくくりました。

今回の決算説明会は当社にとって、ちょっとした挑戦がありました。当社はこれまで決算発表と決算説明会の間に一週間以上の時間をあけて資料等の準備していたのですが、決算発表後になるべく早く決算説明会を開催したいという私の希望が採用され、今回は決算発表の2日後に開催しました(昨年2月の第2四半期決算説明会は決算発表の8日後に開催)。決算説明資料を作成した金城は大変だったと思いますが、様々な質問にまっすぐに誠意をもって説明を行ったこともあり、参加者した多くの方に満足していただけた決算説明会になったのではと思っています。

なお、当社では決算説明会で使用した説明会資料について、決算説明会に参加できない人たちにも説明した内容が伝わるように、当日の説明内容をポイントとして記載したバージョンを作成し、当社WEBに掲載しています。開催当日のうちに掲載するのが理想なのですが、文字起こしや英訳、確認等に時間がかかります。なるべく早めに出したいと鋭意作業を進めていますので、いましばらくお待ちください。

2019年2月14日木曜日

菅教授がThe Vincent du Vigneaud賞を受賞

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の創業者の1人である東京大学の菅(すが)裕明教授が、米国ペプチド学会(The American Peptide Society)のThe Vincent du Vigneaud賞を受賞しました。

ペプチド研究における優れた業績をあげた学者に授与される賞で1984年から2年おきに授与されている権威ある賞です。日本人では初の受賞になります。ちなみに、Vincent du Vigneaudは1955年にノーベル化学賞を受賞した米国の学者の名前です。おめでとうございます!!

宇宙飛行士の金井さんが当社ブースに来られました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月12日から2日間開催されるJAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)主催のイベント:国際宇宙ステーション「きぼう」利用シンポジウムに、当社の取締役副社長の舛屋がパネルディスカッションのパネラーの1人として参加するという話は先日紹介しました。

実は、このシンポジウムでは当社にブース出展についても依頼があり、当社として初めてとなるブース出展を行いました。初の経験であり、手作り感満載の資料を用意して、初日は私がブースに立って説明しました。多くの方に、当社の国際宇宙ステーション「きぼう」を利用した共結晶生成実験を通じた宇宙創薬の取り組みを説明することができました。

ここでうれしいことが起きました。昨年、「きぼう」に行ってきた宇宙飛行士の金井宣茂さんが当社ブースに来てくれたことです。記念写真をお願いしたら快く引き受けてくださいました。時間が合えば当社の研究所を見学したいとおっしゃってくださいましたので、ぜひぜひと答えておきました。

2019年6月期 第2四半期決算の発表

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。13日(水)の15時30分に2019年6月期 第2四半期の決算を発表しました。第2四半期累計期間(2018年7月~12月)の業績は、売上高、利益ともに中間期としては過去最高となりました。

売上高は20.1億円(前年同期比2.2倍)となりました。売上高に大きく貢献したものは、米国メルク社からの技術ライセンス料の受領と参天製薬との包括的創薬共同研究開発契約の締結による契約一時金の受領です。創薬共同研究開発で進めているプログラムが順調な進捗をしたことによるマイルストーン収入も貢献しています。

利益については、極端に第4四半期偏重となった2018年6月期と異なり、2019年6月期は第2四半期でもしっかりと黒字を確保しています。通期業績予想に対する進捗が半分までいってないと思われるかもしれませんが、当社ではほぼ想定通りの進捗と考えております。

従業員がこの6か月で9人増加し100名となり、取締役7名を含めると107名の体制になりましたが、無駄な費用の抑制に努めており、経費のコントロールはうまく機能しています。

当社は、当社の事業が順調かどうかを判断する材料として、2018年6月期から各研究開発ステージにおけるプログラム数の推移を決算短信およびホームページで開示しています。
2018年6月末の進行プログラム数は84でしたが、12月末には94と順調に増加しています。このペースが続けば、今年度末には100の大台に乗る可能性が出てきました。
Hit-to-Lead(ヒット・ツー・リード)のステージに入っているプログラム数は2018年6月末が34でしたが、米国メルク社と創薬共同研究開発している2つのプログラムが加わり、12月末に36に増えています。
前臨床試験対応化合物もプログラム数は2018年6月末が8でしたが、旭化成ファーマと創薬共同研究開発しているプログラムと米国メルク社と創薬共同研究開発しているプログラムが加わり、12月末に10に増えています。
臨床段階にステージの変化はありませんでしたが、将来の臨床入り候補となる、製薬企業が評価してくれているプログラムは着実に増加しています。

2019年2月5日火曜日

JAXA主催イベントで舛屋がパネラーとして話をします

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月12日(火)の15時30分からJAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)主催のイベントに当社取締役副社長の舛屋が登壇します。イベント名は国際宇宙ステーション「きぼう」利用シンポジウムです。会場は室町ちばぎん三井ビルディング(COREDO室町3)の8階(東京都中央区日本橋室町1-5-5)となっています。東京メトロ銀座線の三越駅より直結したビルです。

「宇宙を新薬設計に役立てる ~基礎研究から民間利用への拡がり~ 」というテーマでパネルディスカッション(15:30~16:40)が行われ、舛屋がパネラーの1人として参加します。パネルディスカッションのはじめに各パネラーから約4分間のプレゼンが行われます。4人のパネラーの一番最初に舛屋が、国際宇宙ステーション「きぼう」を利用した共結晶生成実験による創薬研究の取組みに関する話をする予定です。

参加費は無料です。WEB中継も計画されているようです。「きぼう」経由の医薬品(宇宙創薬)に関心がある方は、当該シンポジウムWEBサイトをご覧ください。

https://iss-kibo.space/broadcast.html

2019年2月4日月曜日

川崎市主催イベントで舛屋が講演します

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。2月7日、8日と川崎市が2つの大きな展示会を開催します。1つは公害を克服した川崎市の環境技術を紹介することから始まり、いまは優れた環境技術とノウハウが集うイベントとなった「第11回 川崎国際環境技術展」であり、もう1つが川崎のイノベーションやものづくりの素晴らしさを市民・地域をはじめ国内外に広く発信することを目的とした「未来を創る川崎イノベーション展」です。この「未来を創る川崎イノベーション展」の中でセミナー講演が企画されており、8日(金)の16時から当社取締役副社長の舛屋が「特殊環状ペプチドを基盤とした創薬研究開発のパラダイムシフト」の演題で約40分の講演を行います。

会場であるカルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)はJR川崎駅/京急川崎駅より市役所通りをまっすぐ進んで徒歩約15分であり、徒歩圏内といえます。入場料は無料ですが、セミナーについては事前登録が必要となっています。時間の都合がつく方はぜひお越しください。

2019年2月3日日曜日

渡辺化学工業の工場を見学してきました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。1月31日(木)に渡辺化学工業の西風新都工場(広島市安佐南区)を見学してきました。

2016年5月に当社は、渡辺化学工業とのアミノ酸・特殊アミノ酸の供給に関する戦略的提携を結んでいます。この提携を受けて、渡辺化学工業は西風新都工場の建設に着手しました。西風新都工場は実験棟、製造棟、倉庫棟からなり2017年6月に稼働を開始しましたが、2018年4月に実験棟内に実験室(3室)の増設を決め、それが2018年11月に完成しました。

渡辺化学工業は、明治維新よりも前の1845年に薬問屋として創業し、170年以上もの歴史ある会社です。時代の変化に応じて取り扱い製品を変えてこられ、1982年からは京都大学薬学部薬品製造学研究室でペプチド合成の勉強をされた渡邉英彦氏(現 代表取締役会長)の発案によりペプチド合成関連製品の製造販売を開始し、その領域が主力事業となっています。

現在は、ペプチド合成に用いるアミノ酸誘導体や特殊アミノ酸(非天然アミノ酸)を含むペプチド合成用試薬を約5,000種を扱う、この領域での国内トップメーカーです。当社独自の製品も200種程度あるそうです。いち早くこの領域に特化したことによるノウハウの蓄積を強みとしており、見学した工場は多品種の製品を高純度で安全に製造する工夫が随所にありました。

今回、工場見学前の説明および工場内の案内はすべて渡辺化学工業の6代目の代表取締役社長である渡邉路維氏が行ってくれました(写真の右から2番目)。渡邉社長とは当社が2017年9月に開催した当社の新本社・研究所の完成披露パーティーで初めてお会いしたのですが、その際に私が言った「御社の工場をぜひ見学させてください」という言葉を覚えていて、2018年11月末にメールをくださり、今回の見学が実現しました。ありがとうございました!

特殊ペプチド創薬の実現に向けたインフラの整備が、いろんな会社に支えられて着実に進んでいることを改めて感じました。