2019年2月14日木曜日

2019年6月期 第2四半期決算の発表

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。13日(水)の15時30分に2019年6月期 第2四半期の決算を発表しました。第2四半期累計期間(2018年7月~12月)の業績は、売上高、利益ともに中間期としては過去最高となりました。

売上高は20.1億円(前年同期比2.2倍)となりました。売上高に大きく貢献したものは、米国メルク社からの技術ライセンス料の受領と参天製薬との包括的創薬共同研究開発契約の締結による契約一時金の受領です。創薬共同研究開発で進めているプログラムが順調な進捗をしたことによるマイルストーン収入も貢献しています。

利益については、極端に第4四半期偏重となった2018年6月期と異なり、2019年6月期は第2四半期でもしっかりと黒字を確保しています。通期業績予想に対する進捗が半分までいってないと思われるかもしれませんが、当社ではほぼ想定通りの進捗と考えております。

従業員がこの6か月で9人増加し100名となり、取締役7名を含めると107名の体制になりましたが、無駄な費用の抑制に努めており、経費のコントロールはうまく機能しています。

当社は、当社の事業が順調かどうかを判断する材料として、2018年6月期から各研究開発ステージにおけるプログラム数の推移を決算短信およびホームページで開示しています。
2018年6月末の進行プログラム数は84でしたが、12月末には94と順調に増加しています。このペースが続けば、今年度末には100の大台に乗る可能性が出てきました。
Hit-to-Lead(ヒット・ツー・リード)のステージに入っているプログラム数は2018年6月末が34でしたが、米国メルク社と創薬共同研究開発している2つのプログラムが加わり、12月末に36に増えています。
前臨床試験対応化合物もプログラム数は2018年6月末が8でしたが、旭化成ファーマと創薬共同研究開発しているプログラムと米国メルク社と創薬共同研究開発しているプログラムが加わり、12月末に10に増えています。
臨床段階にステージの変化はありませんでしたが、将来の臨床入り候補となる、製薬企業が評価してくれているプログラムは着実に増加しています。