2020年11月30日月曜日

台湾の機関投資家とのミーティング

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は2017年から3年連続して台湾の機関投資家への訪問IRを行っています。今年も現地からミーティングのリクエストがありました。さすがに訪問は難しいので電話及びWeb会議方式で11月25日と30日の2日に分けて合計7社8名とミーティングを行いました。

初めての方もおられましたが、多くは2度目または3度目であり、当社への高い関心を持ち続けていただいていることを強く感じました。

今回もアレンジしてくれた岡三香港の高関さんと、すばらしい通訳で助けてくれたHelenさんに感謝です。謝謝!

2020年11月27日金曜日

渋谷区×車いすラグビー スペシャルトークショー

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社に所属している車いすラグビーの羽賀 理之(はが・まさゆき)選手がYouTubeの渋谷オリパラチャンネルで「スペシャルトークショー」に参加することになりました。

本来は渋谷区が、東京2020パラリンピック大会で渋谷区内開催競技である車いすラグビーについて、選手の最高峰のプレイを観戦・応援する「渋谷区長杯 大会」を11月29日(日)に開催するはずでした。しかし残念ながら今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、大会を中止することになり、その代替として「スペシャルトークショー」を29日の14時からライブ配信することになりました。

日本を代表する車いすラグビー選手によるスペシャルトークです。関心のある方はぜひご覧ください。

2020年11月26日木曜日

名モデレーター

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。26日(木)、バイオ医薬 EXPOセミナーの特別講演を聞くために、千葉の幕張メッセに行ってきました。

バイオ医薬 EXPOセミナーは、当社の取締役会長の窪田がアドバイザリーの一人として関わっています。今回の「新しいバイオベンチャーを考える」という特別講演は、窪田がモデレーター(司会者)として、2人の若手経営者から参考になる情報をうまく引き出してました。会場からの質問も3人からあり、コロナ禍の中、わざわざ会場まで足を運んでくれた参加者の多くが満足したと思われる名司会者ぶりでした。



2020年11月24日火曜日

米国ヤンセンファーマ社から2回目のマイルストーンフィーを受領

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は24日(火)の15時に、「米国ヤンセンファーマ社との創薬共同研究開発プログラムに係るマイルストーン達成のお知らせ」を発表しました。

Janssen Pharmaceuticals,Inc(米国ヤンセンファーマ社)とは2017年4月に創薬共同研究開発契約を締結し、複数の創薬ターゲットに対して創薬共同研究開発を進めています。1つ目のプログラムは2019年12月に、今回は2つ目のプログラムが、設定していたヒットペプチドのクライテリアを満たしたことから当社はマイルストーンフィーを受け取ることになりました(金額は非開示です)。

米国ヤンセンファーマ社は世界最大のトータルヘルスケアカンパニーであるJohnson & Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)グループの医薬品部門です。PDPSを用いた創薬から着実に医薬品の候補化合物が得られていることから、ヤンセンファーマ社との関係がさらに深まっていくのではと期待しています。

米RayzeBio(レイズバイオ)社からマイルストーンフィーを受領

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は24日(火)の15時に、「ペプチド放射性医薬品に関する戦略的パートナー 米RayzeBio社からのマイルストーンフィー受領のお知らせ」を発表しました。

米レイズバイオ社とは、2020年8月にペプチド放射性医薬品の創製に関する戦略的共同研究開発契約を締結しています。ここでいうペプチド放射性医薬品とは、当社の特殊ペプチドを、がん細胞等の表面にある標的分子へ、アクチニウム-225などの放射性核種(RI)を届ける運び屋として活用するPDC医薬品です。

このたび開発の進捗に伴い、レイズバイオ社からマイルストーンフィーとしてレイズバイオ社の一部株式を受領することになりました。金額は非開示ですが、売上高として計上予定です。

2020年11月21日土曜日

使い捨てコンタクトレンズの空ケース回収が1万個超え

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は2018年8月から使い捨てコンタクトレンズの空ケースリサイクル運動「アイシティ ecoプロジェクト」に参加しています。回収した空ケースは、リサイクル業者に買い取っていただき、その収益は全額(財)日本アイバンク協会へ寄付されています。

このリサイクル運動は2010年4月から始まり、現在では中学校365校、高校798校、企業593社が参加(2020年6月現在)しており、これまで累計で空ケース約3億6千万個を回収しています。

当社は2018年8月から2019年2月までの約半年間で2.7キログラム(約2,700個)の空ケースを回収・提供し、2019年3月から11月までの約9カ月では4.1キログラム(約4,100個)、そして2019年12月から2020年8月までの約9カ月では3.59キログラム(約3,590個)を回収・提供しました。

この2年間で合計10.39キログラム、空ケース約10,390個を回収し、提供したことになります。コロナ禍で2か月間近い出社制限があっても回収がきちんと行われたことは、従業員と役員の環境に対する意識が着実に向上しているあかしと考えられ、少し誇らしい気がします。

2020年11月19日木曜日

JPX日経インデックス400の入替について

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。11月9日に東京証券取引所から「JPX日経インデックス400」の構成銘柄の定期入替が発表されました。今回の定期入替では、32銘柄を追加、27銘柄が除外となり、当社も除外となりました。

当社の除外は、決算期変更による赤字決算が生じたことが要因です。JPX日経インデックス400の構成銘柄の選定基準は明確であり、①3年平均ROE、②3年累計営業利益、③選定基準日の時価総額をそれぞれランク付けして順位付けしたものに、ガバナンス体制や決算情報およびコーポレートガバナンス報告書などの英文資料の開示等を加点して総合スコア付けして選び出しています。当社が昨年、決算期を変更したことで2019年12月期という6か月の変則期間による赤字決算が生じた特殊要因が主因なのです。

みずほ証券をはじめとする証券会社のJPX日経インデックス400定期見直しを予想するレポートには除外候補として掲載されていたので、今回の除外についてIR広報担当としてはサプライズはありません。

早期に再選定を目指したいと思います。

2020年11月17日火曜日

日経「SDGs経営」調査は星3つ

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日の日本経済新聞に、国内731社について、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組みを日本経済新聞社が格付けした、日経「SGDs経営」調査2020の結果が発表されています(当社は30ページ目の総合ランキング一覧に掲載されています)。

日本経済新聞社は、事業を通じてSDGsに貢献し企業価値向上につなげる取り組みをSDGs経営と定義し、「SDGs戦略・経営価値」「環境価値」「社会価値」「ガバナンス」の4つ視点で評価しています。

当社の2020年の総合評価の格付けは「星3つ」となりました。昨年は「星2.5」でしたので、格付けはわずかですがアップしました(星5つが最高格付けです)。来年はもっと高い評価を獲得できるように頑張ります。

2020年11月13日金曜日

特許庁長官との意見交換

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。11月2日に特許庁長官の糟谷(かすたに)敏秀氏が、当社会長の窪田との意見交換のために当社を訪問されました。

この内容は11月13日付で特許庁のホームページにお知らせとして「ペプチドリーム株式会社と意見交換を行いました」の見出しで、糟谷長官と窪田とのツーショット写真とともに掲載されています。

会長の窪田は、知財の効果的な活用で黒字の創薬ベンチャーを創りあげた人物という評価が官公庁をはじめ各界で定着しており、面談依頼がひっきりなしに来ています。私もたまに同席させてもらっているのですが、今回の糟谷長官との意見交換は聞きごたえがありました。このような場合、一緒に来られた幹部が質問をし、トップはたまに口を出すということが多いのですが、糟谷長官は最初から次々と核心的な質問をされ、どのような知財戦略を策定したらイノベーションを促進し、産業の発展に寄与するかを本気で考え、いい意見があればすぐに実現すべく検討するという意気込みが感じられるものでした。

活発な意見交換の後に、研究所を含めて社内を案内し、当社1階ホールにて記念写真を撮りました。

                   写真中央が糟谷長官


コロナ薬開発新会社ペプチエイドを設立

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。11月12日に「新型コロナウイルス感染症治療薬の開発を目的とした新会社設立のお知らせ」を発表しました。

富士通、みずほキャピタル、竹中工務店、キシダ化学と5社合弁で設立した新会社の社名はペプチエイド(英文名:PeptiAID)です。社名の由来ですが、前半のぺプチはペプチドを用いた治療薬という意味であり、後半のエイドはAnti-Infectious Disease(抗感染症)の頭文字のAIDおよび、「治す」の意味のAID(キズを早くキレイに治す「バンドエイド(BAND-AID)」のエイド)です。

なぜペプチドリームが自社単独でなく、新会社設立というスキームを選んだのかという質問が私のもとに多数寄せられていますが、当社の新型コロナウイルス感染症に対して有効な治療薬を世の中に届けるという社会的ミッションに対する強い賛同が多く寄せられ、日本発の新型コロナ治療薬を短期間で仕上げていこうというアスピレーション(大志)を形にしたのが今回の新会社なのです。

ワクチンでは十分でないのかという質問もありますが、インフルエンザの状況を見てもわかるように、日本では毎年インフルエンザワクチンを接種しても年間約1,000万人が感染し、2018年は3,000人以上が死亡しています。これでパニックにならないのは、タミフル、リレンザ、ゾフルーザ等の抗インフルエンザウイルス治療薬が存在するからです。新型コロナウイルスに対するワクチンが開発されたとしても、疾患を適切にコントロールしていく上では治療薬の存在は不可欠といえます。

また、緊急承認されている薬が出てきており、後追いで開発する意義があるのかという問い合わせについては、たしかに現在、低分子医薬品や抗体医薬の開発が先行していますが、一つの薬ですべてを満たすのは現実的には難しいと考えられ、それらとは作用メカニズムの異なるペプチド治療薬は医療現場が求めるものになると考えております。

なお、12日の14時30分から当社1階ホールにおいて、新会社に関するマスコミ向け説明会を開催しました(司会は私が行いました)。プレスリリースを見たNHKやテレビ東京から急遽参加の申し込みがあり、それらは当日のニュースとしてテレビで放映されました。

今回の新型コロナウイルスの影響は、ありとあらゆる業種・業界が影響を受けており、私個人としてはこの新型コロナウイルス感染症の克服に対して何らか貢献したい、治療薬の開発を支援したいという強い想いを形にした会社はとてもユニークな存在だと思っています。ペプチエイドの代表取締役社長に就任した舛屋(当社の取締役副社長)も気合いが入っており、早期実用化に向けて“全集中”して走り切ってくれるのではと期待しています。

       左から舛屋 圭一(ペプチドリーム 取締役副社長)、長堀 泉(富士通 執行役員常務)、
  大町 祐輔(みずほキャピタル 代表取締役社長)、野村 信一(竹中工務店 常務執行役員)、岸田 充弘(キシダ化学 代表取締役社長)


2020年12月期 第3四半期決算を発表しました

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。11月12日(木)の15時30分に2020年12月期 第3四半期決算を発表しました。

当社は決算期を6月から12月に変更しているため、比較はできませんが、2020年12月期第3四半期累計期間の決算は、第3半期の決算としては過去最高の売上高(38.3億円)であり、営業利益は過去2番目の水準(9.9億円、※過去最高は2016年6月期第3四半期の15.4億円)となっております。ただし、当社の業績に関して、現在のビジネスモデルにおいては、四半期ごとの決算や前年同期との比較はあまり意味をもちません。1年間を通しての通期業績で判断していただきたいと思っております。

2020年12月期の通期業績予想については、期初予想から変更はありません。通期業績予想に対する進捗率は半分にも達していませんが、現時点では期初に公表した通期業績予想の射程圏内と考えております。

2020年11月11日水曜日

第3四半期の決算発表日

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社の2020年12月期第3四半期決算の発表は11月12日(木)の15時30分を予定しています。なお、第3四半期の決算ですので、機関投資家・アナリスト向け決算説明会は予定しておりません。

2020年11月5日木曜日

ChromaJean(クロマジーン)社との戦略的パートナーシップ締結を発表

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社は11月5日に「独自のペプチド精製プラットフォーム技術を有するChromaJeanとの戦略的パートナーシップに関する覚書締結のお知らせ」を発表しました。

ペプチドリームは、全世界の病気で困っている方にいち早く薬を届けることをミッションとしております。そのために当社独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPSのさらなる高効率化だけではなく、創薬研究プロセスにおける優れた技術を保有する会社と戦略的パートナーシップ等を締結することで、創薬研究開発の期間短縮を目指しています。

今回、戦略的パートナーシップを締結する株式会社ChromaJean(クロマジーン)は、複数の物質が混じった混合物からクロマトグラフィーを用いて目的の物質のみ分離・精製する技術(クロマトグラフィー技術)に優れた会社です。武田薬品のEVPイニシアチブ(武田薬品の研究アセット、技術を用い、武田薬品で働く研究者自らが起業することをサポートするプログラム)により設立されました。最適な分離・精製条件をすばやく見出す独自のアルゴリズムに基づき、分離条件の探索から精製完了までの各ステップの標準化・自動化に成功しています。

当社の創薬研究プロセスにおいて、ペプチドの分離・精製プロセスの高速化は課題の一つでしたが、ChromaJean(クロマジーン)が有する精製プラットフォーム技術と組み合わせることで高速化、効率化が実現できると考えています。

2020年11月2日月曜日

星4つ

 みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。本日の日本経済新聞に、日本経済新聞社がまとめた2020年の「Smart Work(スマートワーク)経営調査」の結果が発表されています。21ページに記載されている総合ランキング一覧によると、当社の総合評価は“星4つ”となっています(星5つが最高評価です)。

スマートワーク経営調査の評価は「人材活用力」「イノベーション力」「市場開拓力」の3分野で構成されており、それぞれスコアを測定し総合評価となっています。当社の評価の内訳は人材活用力:A++、イノベーション力:S+、市場開拓力:Sとなっています。昨年は人材活用力:A+、イノベーション力:S、市場開拓力:A+で総合評価は星3つだったので、3分野および総合評価がいずれもアップしています。

今回の評価の中で特にイノベーション力の評価:S+については、最高評価がS++ですので高い評価をいただきました。来年はもっと高い評価をいただけるように頑張ります!