2023年3月31日金曜日

株主総会を実施しました

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

2023329日に第17回定時株主総会が行われました。79名の株主の方にお越しいただきました。ご足労頂きありがとうございました。5人の株主の方から5つのご質問、1人の株主の方からコメントを頂きました。今年も昨年同様日本語への通訳を行う形で、リード社長から英語での回答もさせていただきました。

株価の状況やIRの充実を求めるご意見も頂戴しましたが、お陰様で全議案について承認可決いただきました。詳しい内容については臨時報告書をご覧ください。

株主総会の後、経営説明会を実施しました(リンク)。ことしは、PDRファーマ棚橋社長や笹岡社外取締役・宇都宮社外取締役からもご説明をさせていただき、より多角的にご説明ができたのではないかと考えております。

経営説明会でのQAは追ってまた公開させていただきます。

また、昨日有価証券報告書も開示させていただきました(リンク)。

引き続きよろしくお願いいたします。

2023年3月28日火曜日

放射性医薬品事業が加わって1年です

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

本日、富士フイルム富山化学の放射性医薬品事業の取得が完了してちょうど1年が経ちました。1周年を記念してPDRファーマではリードCEO、棚橋社長のメッセージを添えてロゴ入りのどらやきが配られました。


コロナ禍の影響も大きく残り、事業を取り巻く環境は必ずしも順風ではなかった中でも、前年を上回る会社業績を達成し、初年度から素晴らしいスタートを切ることができました。

RayzeBioとの提携プログラムの拡大や、Eli Lillyとの提携などを通じてPDRファーマがどのような方向性を目指しているのかご説明してきましたが、2023/2にはPDRファーマとしての中長期計画の発表を行いました。その詳細については明日の経営説明会でもご説明させていただきたいと思います。

★経営説明会の資料はこちら

お時間が許すようならぜひお越しください。お会いできるのを楽しみにしております。

どうぞよろしくお願いいたします。


2023年3月27日月曜日

PDRファーマの「テクネ®フチン酸キット」の適応追加の承認を取得しました

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

本日PDRファーマの「テクネ®フチン酸キット」について、効能⼜は効果の⼀部変更承認を取得しましたリンク)。

本剤は、「肝脾シンチグラムによる肝脾疾患」「乳癌、悪性黒色腫におけるセンチネルリンパ節(以下、SLN)の同定及びリンパシンチグラフィ」の効能を取得していましたが、今般、「子宮頸癌、子宮体癌、外陰癌及び頭頸部癌(甲状腺癌を除く)におけるセンチネルリンパ節の同定及びリンパシンチグラフィ」が適応として加わりました。これらは、日本婦人科腫瘍学会と日本耳鼻咽喉科学会(現、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)の要望に応じて開発を進め、2022/5に承認申請を行ったものです。

「テクネ®フチン酸キット」は投与される際には「フィチン酸テクネチウム(99mTc)」の注射液となりますが、この物質がSLN内に補足される性質を利用し、SLNを特定することができます。SLNは、がん細胞が最初にたどりつくリンパ節と定義されており、がん近傍のリンパ節の中で最初に転移が生じる可能性の高いリンパ節です。このため、本剤を用いた検査でSLNを特定し、生検でSLNにがん細胞がないことを確認できれば、それ以外のリンパ節にも転移がないと考えられます。その場合、手術に併せて一律に実施されることが多いリンパ節郭清を省略できます。

※リンパ節郭清:手術の際に、がんだけでなく、がんの周辺にあるリンパ節を切除すること。がん細胞はリンパ節を通って全身に広がっていく性質があるため、がんが転移している可能性がある部分を取り除いて、再発を防ぐことを目的としています。一方で、リンパ節郭清を行った患者さんの一部では、機能障害やリンパ浮腫などの後遺症が発症し、患者さんのQOL悪化の原因となっています。

今般の適応拡大により、患者さんのQOL向上に貢献することができれば、非常に素晴らしいことと思っています。

また、これは2022年通期決算説明会でご説明したPDRファーマの中長期計画の一環であり、今後25年のあいだ既存製品の拡大やPET新製品の販売などにより売上利益を確保し、それ以降に上市を目指す治療薬新製品の開発のため、パイプラインへの再投資を行っていくというものです。


2023年3月22日水曜日

RayzeBio社とRI-PDCの開発候補化合物を選定しました

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

本日RayzeBio社との間で実施している戦略的提携プログラムから2つ目となる、RI-PDCの開発候補化合物を選定しましたので、お知らせいたします(リンク)。

本開発候補化合物は肝臓がんで発現されるグリピカン3に対する新規のファースト・イン・クラスとなるRI-PDCです。グリピカン3は正常な肝細胞や他の組織では発現されず、肝細胞癌において特異的に発現するため、放射性核種を結合することでがん細胞を特異的に攻撃する作用を期待しています。

今回の開発候補化合物はRayzeBio社の前臨床モデルにおいてグリピカン3への強力かつ選択的な結合、迅速な細胞内への取り込み、持続的ながん細胞での取り込み、および抗腫瘍効果が確認されました。

RayzeBio社では初期的な前臨床試験データを2023420日にポルトガルのEstorilで開催されるEASL Liver Cancer Summitで発表する予定です。

世界で年間80万人の方が肝臓がんで亡くなり、世界の死因の第3位となっています。肝臓がんの患者さんの5年相対生存率(※1)は約20%であり、肝臓がんが進行した状態の患者さんの生存率はさらに低くなっています。現状では肝臓がんに対する治療のオプションは限られており、新しい治療法が求められています。本化合物の前臨床試験の結果や開発の進捗についてはまたご紹介させていただきます。

1: あるがんと診断された人のうち5年後に生存している人の割合が、全体で5年後に生存している人の割合に比べてどのくらい低いかで表します。

こちらもご覧ください:
2022/12/5 RayzeBio社との戦略的提携プログラムから一つ目の放射性治療薬開発候補化合物を選定しました

2023年3月16日木曜日

小野薬品と創薬共同研究契約を締結しました

みなさま、おはようございます。IR広報部の沖本です。

昨日、小野薬品との新たな創薬共同研究契約の締結に関するリリースをさせていただきました(リンク)。

小野薬品とは2021/3にPDPSの自動化プラットフォームに関する非独占的な技術ライセンスをさせていただき、それ以来ペプチド創薬に関する協業体制を築いてきました。

先月実施された小野薬品のR&D説明会の中でも、特殊環状ペプチドを難しい創薬標的に適したモダリティとして、ペプチドリームのPDPSのライセンスについて取り上げていただきました(リンク、29ページ)。

今般、さらに複数のターゲットに対して共同研究を実施することで、より研究を加速し、さらに発展的な協業を行うことを目的としています。

ペプチドリームは契約一時金、今後数年にわたる研究資金を受け取ります。また、将来的にマイルストーンフィーやロイヤルティーを受け取る可能性もあります。

今回、小野薬品との提携関係をさらに深めることができ、今後の創薬研究の進展に大変期待しています。


2023年3月10日金曜日

ペプチドリームの開示資料が好事例として紹介されました

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

経済産業省のスタートアップ企業向けの開示・IRに関するガイダンスの中でペプチドリームの資料が好事例として紹介されました(リンク)。19ページ)

企業のステークホルダーの声をIRや開示に盛り込むことで、投資家の皆さまに多面的な情報を提供する例として、ペプチドリームのパートナー各社からのコメントを20222Qの決算説明会資料に掲載したことを取り上げていただきました。
 
ぜひご覧頂けたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

2023年3月6日月曜日

定時株主総会は3/29の開催予定です

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

本日、2022年12月期 定時株主総会の招集通知を発送し、招集通知の内容をホームページに掲載しました(リンク)。

招集通知については、2022/9の改正会社法の施行により印刷物での送付は原則行っておらず、電子提供(ホームページ等での掲載)により株主総会資料を掲載することとなりました。

そのため、株主様に送付しております書面(「第17回定時株主総会招集ご通知」)の1ページ目に、当社ウェブサイトと東京証券取引所のURLが記載しておりますので、どちらかのウェブサイトから招集通知をご確認頂けたらと思います。 

当社ウェブサイト

東京証券取引所ウェブサイト
※当社名又は証券コードを入力・検索し、「基本情報」「縦覧書類/PR情報」を順に選択のうえ、ご覧ください


株主総会は3/29 10時より例年通りグランドプリンスホテル高輪 (東京都港区高輪3-13-1)の地下1階「プリンスルーム」で実施いたします。ご都合のつく方はぜひご参加頂けたらと思います。株主総会終了後に経営説明会の開催も予定しております。

よろしくお願いいたします。