2023年2月8日水曜日

ペプチドリーム創業者の菅裕明教授がウルフ賞を受賞しました

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

ペプチドリーム創業者である菅裕明教授がイスラエルのノーベル賞として知られるウルフ賞を受賞しました(リンク)。
心からお祝いを申し上げます。
 
ウルフ賞とは、ウルフ財団が1978年以降世界中の優れた科学者や芸術家に対して授与しているもので、6月にエルサレムのクネセット(イスラエルの国会議事堂)で授賞式が行われるとのことです。科学の分野では医学・農学・数学・化学・物理学があり、世界的に有名な専門家で構成される国際審査委員会によって選ばれます。
 
今年、化学の分野では菅教授、Chuan He教授、Jeffery W. Kelly教授の3名が受賞しました。菅教授はRNA触媒を開発し、タンパク質間の相互作用を阻害する環状ペプチドを見出す革新的なシステムを発明し、生理活性を持つペプチドの創製に大きく変革をもたらした点が評価されました。
 
今回の菅教授のウルフ賞の受賞は、大変素晴らしいものであり、ペプチドリームの礎となっている技術が科学的に非常に意味のある進歩であることを示しています。
ペプチドリームは次世代医薬品を創出することを目指し、今後も創薬を進めていきたいと思います。