2020年6月22日月曜日

FTSE Blossom Japan Indexの構成銘柄に選定されました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。当社はFTSE Blossom Japan Indexの構成銘柄に選定されました! これは私にとっては今年一番のうれしいニュースです。

このブログでも何度か紹介してきましたが、企業価値の評価方法はここ数年で大きく変わってきました。足元の業績などの財務情報だけでなく、環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する取り組みなどの非財務情報も考慮することで、企業の持続可能な成長という観点から企業価値を評価することが世界の主流となってきています。
この投資変化の推進役の1つが世界最大の年金基金である日本の年金積立金管理運営独立行政法人(GPIF)です。GPIFは、ESGを考慮した投資を推進しており、2017年7月に国内株式について、ESG総合指数を2つ、女性活躍指数を1つ、合計3つのESG指数を選定し、同指数をベンチマーク(運用指標)としたパッシブ運用を開始しています。
ESG総合指数の2つのうちの1つがFTSE Blossom Japan Indexです。GPIFの業務概況書によると2019年3月末時点でFTSE Blossom Japan Indexの指数構成銘柄は152社、運用資産額は6,428億円となっています(2018年3月末時点は指数構成銘柄は149社、運用資産額は5,266億円)。

FTSE Blossom Japan Indexは、グローバルなインデックスプロバイダーであり、ロンドン証券取引所が100%出資する英国FTSE Rusell社が作成し、ESGについて優れた対応を行っている日本企業のパフォーマンスを測定するために設計されました。
FTSEのESG評価は世界基準に基づいており、今回、当社が環境、社会、ガバナンスに関する様々な基準を満たして構成銘柄として選定されたことは、とても名誉なことであり、ESGを社内で中核として推進してきたものとして舞い上がってしまう気分でしたが、FTSE Blossom Japan Indexの構成銘柄の名に恥じないようにこれからますますESGの充実に努める考えです。