2018年8月26日日曜日

決算説明会を開催しました

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。8月24日(金)の15時から2018年6月期の機関投資家向け決算説明会を開催しました。会場は東京証券取引所2階の東証ホールです。暑い中、120名超の方が足を運んでくださいました、ありがとうございました。

当社からの出席者は、会長の窪田、社長のパトリック、エグゼクティブ・ヴァイスプレジデントの金城です。司会は私が行いました。最初にパトリックが簡単な挨拶をし、その後、金城が決算概要と今後の成長戦略について約30分説明しました。通常であればその後に質疑応答ですが、今回はその前に窪田から菅教授の社外取締役の退任について説明し、その後に質疑応答としました。質問については6名のセルサイドアナリスト(証券会社に所属するアナリスト)から今後の開発スタンス、開発プログラムの内容、抗インフルエンザ薬、PDC、PETトレーサー、クリオ、業績予想、マネジメント体制、菅教授など多岐にわたる17の質問が出ました。質問が出尽くしたところでほぼ終了時刻(16時30分)となってました。

金城が決算説明会で使用した説明資料は、当日の17時30分に説明内容をポイントとして記載し、当社のWEBに掲載しましたのでご覧ください。上場以来、決算説明会資料はすべて窪田が作成してきましたが今回は金城が作りました。

決算説明会に参加できない人たちにも説明した内容が伝わるように説明コメントを工夫したつもりですが、20ページを超える資料を読みこなすのは大変かもしれません。私は決算説明会資料の16ページと17ページが今回のお伝えしたい中核部分と思っていますので、ここだけは目を通していただけたらと思います。16ページはペプチドリームの成長戦略の全体像のイメージ図です。今回、新たに作成したものです。説明としては17ページのポイントに当社のこれまでの歩みのエッセンスが書いてありますので、ぜひともお読みください。ペプチドリームの成長戦略はマザーズに上場した2013年からの「第1章」、東証一部に上場した2015年からの「第2章」、ぺプチスターを念頭に置いた2016年からの「第3章」と進めてきました。そして今回、パトリックが社長になって本格的にスタートした新体制が目指す成長戦略が「第4章」です。その目指す姿と考え方は17ページの下から8行の文章に書かれています(下のカッコ内の文章です)。また、それを図示化したものが17ページに示されています。

「まず前臨床ステージにおける自社ケイパビリティ拡張によって、自社パイプラインの開発を加速するとともに、より一層、パートナー企業の多様なニーズに応えることができる体制を構築してまいります。また、医薬品やPDC領域での有望な自社独自ターゲットを含めて、自社の強みを活かせる領域において戦略的、選択的に面の拡大を進めてまいります。特殊ペプチドの可能性については、従来の医薬品や診断薬の領域のみならず、広くヘルスケア領域全体で期待が寄せられており、当社ビジネスモデルとのフィットの観点から優先順位を付けつつも、その可能性を最大化していくことが重要と考えております」
※ケイパビリティは組織としての能力という意味です。

2018年にスタートした「成長戦略第4章」では、ペプチドリームの事業領域の進化をみなさまに目に見える形で示していきたいと思っています。

決算説明会終了後に親しいアナリストおよびファンドマネージャーの数人に説明会の感想を聞いてみたところ、よかったですよ、ご苦労様と言ってくれました。とりあえずほっとしています。