2022年5月12日木曜日

2022年12月期 第一四半期決算について

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。
本日、202212月期 第一四半期決算を発表しました(LINK)。

今回から連結決算、かつ、IFRS適用となり、変更した点がいくつかありますのでご説明します。
 
1.通期売上収益予想を245億円に変更(サマリー)

これは、PDRファーマが連結になったことによる変更です。
単体業績予想は2022/2/9202112月期決算短信で開示した130億円から変更ありません。売上収益以外の連結業績予想についてはPDRファーマ買収の影響を精査中であり、確定次第開示します。
一方、プログラム数や中期目標(13ページ)はペプチドリーム単体の数字として開示を継続します。
 
2.パイプラインの内訳について (2ページ、2021/12末時点との比較)

プログラム総数が123から124に増加しました。
PA-001の臨床入りにより、フェーズ1のプログラム数を3から4に変更、同時にGLP-INDステージのプログラム数を9から8に変更しました。
多くのプログラムがステージアップしており、PDCのパートナープログラム/自社プログラムの順調な進展によるものです。
 
※プログラム数のカウントはペプチドリーム単体です
※厳密にはPA-001で実施しているのは臨床研究ですが、安全性と薬物動態の確認が主目的であり、フェーズ1試験に準じるものとしてカウントしています
 
3.決算数値について (14ページ)

今期より連結決算・IFRS適用となり、以下のようになっています。

ペプチドリーム

子会社(PDRファーマ)

連結BS/PLに反映

1Q決算においてはBSのみ連結されています

関連会社(ペプチグロース、ペプチエイド)

BS「持分法で会計処理されている投資」、PL「持分法による投資損失」に反映

 
・売上収益は419百万円、営業利益は▲1,166百万円、四半期包括利益は▲681百万円
・販管費+研究開発費が1,089百万円と、前年同期の日本基準の値である525百万円から大幅に増加しているのは、PDRファーマの買収に関連するコストである368 百万円を費用計上しているため
・営業債権・棚卸資産・営業債務の増加の主な要因はPDRファーマ連結によるもの
・借入金の増加はPDRファーマ取得に伴うもの

1月~3月は①新規の提携やマイルストーンの達成などによる大きな一時金収益が無かったこと、②買収関連コストという一過性のコストが発生したため赤字ですが、通期計画に対しては計画通りの進捗になっています。昨年からの期ずれの提携案件についても交渉をすすめておりますので、またプレスリリースなどでご報告できたらと思います。

どうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。

2022年5月11日水曜日

2022年12月期 第一四半期決算の発表日時について

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

当社の202212月期 第一四半期決算の発表は明日5月12日(木)の1530分を予定しています。
ご案内が直前となってしまい、大変失礼いたしました!

例年通り、1Qは決算説明会は予定しておりません。
(2Q, 4Qで実施しています)
決算発表後、主要な点をブログでご説明させていただきます。
 
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

Biohaven社の買収に伴うスピンアウトについて

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

昨日、Pfizer社がBiohaven社を買収することが発表されました(リンク)。

Pfizer社はBiohaven社の経口片頭痛薬NURTEC®に関する販売提携を昨年末に行っていましたが、今般、NURTECを含む複数のCGRP(※1)関連アセットの獲得を目的とした買収を発表しました。買収総額は約116億㌦(1.5兆円)、33%のプレミアム(※2)がついています。

今回の買収対象には当たらない、CGRP関連以外のアセットについては新たに設立される会社に引き継がれ(※3)、この新社が「Biohaven」という名前を引き継いで事業を継続します。

Biohaven社の株主はこの新社の株式の割当をうけ、引き続き新「Biohaven」の株主としての権利を保有します。CEOはじめ現経営陣も新「Biohaven」に残り、ARMを含むBiohaven Labsの取り組みも継続されます。

この買収の一環として、販売人員などCGRPフランチャイズに関連する人員もPfizer社に移るということで、新Biohaven社はより開発と創薬にフォーカスした組織になることが予想されます。
Biohaven Labsなど、イノベーティブな創薬に関する活動により強いフォーカスが当たり、ペプチドリームとの提携プログラムについてもより進展していくことを期待しています。

どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

※1:カルシトニン遺伝子関連ペプチド。片頭痛に大きく関与しているとされている
※2:直近90日間の加重平均取引価格との比較
※3:買収完了、新社の設立は早くて来年の初めとのこと

参考

2022年4月28日木曜日

次世代放射線医薬品の開発状況

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。2022/4/14のブログでご説明した次世代放射線医薬品は海外、特に米国で開発が進んでいます。

主な次世代放射線治療のターゲットと、治療薬の開発状況は以下の通りです。

ターゲット

がん種

開発状況

SSTR
(ソマトスタチン受容体)
神経内分泌腫瘍
Lutathera ®Novartis社)が2017年に欧州、2018年に米国、2021年に日本で承認
・米Point Biopharma社がP3を実施中
PSMA
(前立腺特異的膜抗原)
前立腺がん
PluvictoTMNovartis社)が2022年に米国で承認
・豪Telix社がP3を実施中
・米Lantheus社がP2を実施中
インテグリンαvβ3/5
脳腫瘍など
PDRファーマがNovartis社に海外における開発・販売権をライセンス
FAP
(線維芽細胞活性化タンパク質)
固形がん
・米Clovis OncologyP1を実施中

海外では放射性医薬品市場が75.5億USD(2021年、約9,800億円、※1)、年率10~20%で成長しているとのことです(※1、2)。放射性医薬品には大きく診断薬(SPECT診断、PET診断)と治療薬がありますが(※3)、今後大きく伸びると予想されているのが治療薬で、現在臨床段階にある上の表の次世代放射線治療薬が実用化されることが期待されています。

※1:株式会社グローバルインフォメーション
※2:BofA分析資料
※3:SPECT検査、PET検査についての説明はこちら

PDRファーマは、国内において数少ない放射性医薬品に関するインフラを持つ企業、かつ、ルタテラの国内開発経験もあるということで、実績を活かし海外の開発先行品を導入していきたいと考えています。特に注目しているのはPSMAで、治療効果のポテンシャルが高く、マーケット性も高いため、国内導入を積極的に進めていきたいと考えています。

また、ペプチドリームとPDRファーマが共同で新規のRI-PDC医薬品を創製していくことも考えています。まずは、2022年下期中に最初の臨床候補化合物の選定を完了することを目指しています。この自社品については、日本ではPDRファーマが開発・製造・販売をすべて一気通貫で行い、海外市場については他社と共同開発または導出することによって価値最大化を進めていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。



BMS社がペプチドリームとの創薬共同研究開発による医薬品候補化合物で新たなフェーズ1試験を開始しました

みなさま、こんにちは。

ペプチドリームの創薬共同研究開発先の一社であるBMS社が、新たなフェーズ1試験を開始しました(リンク)。
BMS社はペプチドリームとの創薬共同研究開発で見出した免疫チェックポイント阻害ペプチド(BMS-986189)のフェーズ1試験を2016年12月に完了しており、安全性や薬物動態に関して良好な結果を確認していました。

今回は、BMS-986189から派生した薬剤について、新たなフェーズ1試験を開始します。
試験はイギリスで実施され、136人の健常者を対象に安全性と忍容性を検証することを目的としています。
現時点では試験内容についてあまり多くの情報が公表されていませんが、今回の試験は終了後30カ月以内に詳細を公表する見通しになっています。

特殊環状ペプチドの臨床開発の進捗ということで、大変期待しています。本プログラム、さらに他のプログラムについても何か進捗があり次第、お伝えしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。


2022年4月27日水曜日

ペプチドリーム紹介動画を更新しました

みなさま、こんにちは。
ペプチドリームのトップページの動画を更新しました。右側の中段です。
リンク

3/24の株主総会の後、会場で流したもので、前半ペプチドリームのこれまでの主なトピックを振り返り、後半は今後の方向性についてリード社長が説明しています。

ぜひご覧いただけたらと思いますのでよろしくお願いいたします。




2022年4月19日火曜日

武田薬品のウェブサイトの対談コーナーにCOO舛屋が登場しました

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。2020年より共同研究開発を実施している武田薬品の「パートナークロストーク」というウェブサイトのコーナーにペプチドリームの舛屋が参加させていただきました(リンク)。

これは、武田薬品の方とパートナーが創薬にかける想いと共同研究によって描く未来を語り合うというもので、vol.1CiRAとのトークに続き、vol.2でペプチドリームを取り上げていただきました。

今回対談に登場された武田薬品の吉田さまは、ニューロサイエンス創薬ユニット リサーチマネージャーとして、湘南研究所で中枢疾患への創薬研究を担当されてらっしゃいます。202012月の神経筋疾患領域での提携に続き20217月の中枢神経系疾患領域での提携も実施し、1年以上ペプチドリームと共同研究を続けてくださっています。

対談の中では共同研究に至るまでのエピソードや、お二人の創薬にかける思い、創薬におけるパートナリングの活発化など、様々なテーマについてトークが広げられています。

創薬における共同研究の雰囲気が伝わってきますので、ぜひご覧になってみてください。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。