2022年12月26日月曜日

PDRファーマがペルセウスプロテオミクスと覚書の締結を行いました

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

2022/12/26PDRファーマとペルセウスプロテオミクスがPPMX-T002の導出活動に関する覚書を締結しました(リンク)。

PPMX-T002はカドヘリン3を標的とする抗体にイットリウム(90Y)を結合した放射性医薬品です。2011/1にペルセウスプロテオミクスと富士フイルム富山化学が富士フイルムにライセンスし、富士フイルムがFF-21101として臨床試験を実施していました。その後、2022/3/25に実施許諾契約が解約され、富士フイルムによる臨床開発は終了されました(リンク)。なお、2022/3/28に富士フイルム富山化学の放射性医薬品事業はPDRファーマに承継されました。

今般の取り決めにより、今後、PPMX-T002の開発・導出活動はペルセウスプロテオミクスが主導して進めていきます。ペルセウスプロテオミクスでは、PPMX-T002の使用核種を90Yより有効性が高いと考えられるルテチウム(177Lu)やα線核種であるアクチニウム(225Ac)などに変更することも視野に入れているということです。


PDRファーマのパイプライン

R&D説明会資料より)