2022年11月18日金曜日

Johnson&Johnson Innovationのウェブサイトでペプチドリームが紹介されました

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

Johnson&Johnsonグループの中でイノベーションを推進するための提携・出資・インキュベーションなどの活動を中心的に行っているJohnsonJohnson Innovationのウェブサイトでペプチドリームが紹介されました(リンク)。

アジアにおける提携の重要性などについてJohnson&Johnsonグループの医薬品部門であるJanssen Pharmaceutical社の創薬および製品開発・供給に関するグローバルヘッドであるRichard Tillyer氏が話をされています。

動画の150秒ごろからペプチドリームとの提携についての話題となります。

Richardさんのお話はまず創薬に関する考え方からスタートし、創薬の「第一歩」となる化合物として良いものをスクリーニングしてくることが、その後のプロセスにかかる時間を短縮するために重要であるということです。そのためにJanssen社はヒット化合物を見つけるプラットフォーム技術に多大な時間と労力をかけてきたということです。

2020/12にペプチドリームからPDPS技術のライセンスを受けた理由について、非常にヒット率が高く、どんなタンパク質に対しても結合する化合物を見出せる非常にエキサイティングな技術であるからだとご説明されています。現在Janssen社の社内ではPDPS技術が広く使用されており、重要な創薬エンジンとなっているということです。

このように、技術ライセンス先でペプチドリームのPDPS技術が高く評価され、活用いただいているという大変貴重なお話を聞くことができました。

技術ライセンス先が積極的にPDPS技術を活用するとライセンス・パートナーの社内にペプチドのチームが組成されるため、共同研究開発も含めてペプチド創薬が加速するという相乗効果が産まれます。これまでの日・米・欧の11社への技術ライセンスを通して、PDPSが特殊環状ペプチドに関する創薬のグローバル・スタンダードになっています。

ぜひご覧いただけたらと思います。

Innovation Spotlight with Richard Tillyer: Innovation Opportunities Across Discovery, Product Development and Supply in Asia Pacific


こちらもご覧ください:

ヤンセンファーマ社に対するPDPSの技術ライセンス契約を締結