2022年11月10日木曜日

2022年12月期 第3四半期決算について

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。
本日、202212月期 第3四半期決算を発表しました(LINK)。
また、RayzeBio社からのマイルストーンフィー受領についてプレスリリースを行いました。(LINK)。
主なアップデートは以下の通りです。

1.通期の業績予想(決算短信:サマリー)

通期業績予想のうち、売上収益 245億円Core営業利益 66億円については前回発表から変更ありません。富士フイルム富山化学の放射性医薬品事業の買収に伴う取得原価の配分などが完了し、営業利益 61億円、税引前利益 60億円の予想を新たに追加いたしました。
Core営業利益とは営業利益から企業買収の影響や買収関連費用、その他を控除したものです。

2. パイプラインの内訳について (決算短信2ページ)

2022/9末時点でのプログラムの総数は6月末時点の124プログラムから2プログラム増加し、126プログラムとなりました。注目していただきたいのはステージアッププログラムが多くあるという点です。

ヒット化合物-リード化合物ステージ 62プログラム→72プログラム
リード化合物-GLP安全性試験ステージ 21プログラム→26プログラム

となりました。
これは、今年の夏から特に海外パートナーとのやりとりが活発化してきたことによるもので、対面でのミーティングの再開などによりステージアップの動きが進みました。

3. RayzeBio社からのマイルストーンフィー受領について

ペプチドリームの戦略的パートナーであるRayzeBio社との共同研究開発において、プログラムの進捗に伴うマイルストーンフィーとしてRayzeBio社の株式を2022/9に受領しました。こちらについて、今期より適用しているIFRSにおける収益認識の取り扱いが確定し、第3四半期の売上収益として計上しています(金額に関してはRayzeBio社との契約により非開示となっています)。

4.3Q業績について(決算短信:22ページ)

・売上収益112億円(対前年同期比43.3%)、Core営業利益1.4億円(対前年同期比▲96.4%)、営業利益▲4.3億円となりました
・売上の内訳は以下のとおりです。

 

創薬開発事業セグメント

=ペプチドリーム)

放射性医薬品事業セグメント

=PDRファーマ)

連結

売上収益

36億円

76億円

112億円

セグメント利益

1.9億円

1.8億円

0.1億円

営業利益

 

 

4.3億円

セグメント利益と営業利益に差が生じていますが、セグメント外のコストとして今般の買収に伴う費用(アドバイザリーフィーや固定資産の償却費)として4.1億円が発生しているためです。

よろしくお願いいたします。