みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。11月27日(水)の15時30分に、当社は米国Merck&Co.,Inc.(以下 米メルク社)との「創薬共同研究開発プログラムに係るマイルストーン達成のお知らせ」を発表しました。
2015年4月に始まった創薬共同研究開発プログラムにおいて、6つ目のプログラムが、あらかじめ設定していたヒット化合物のクライテリアを満たしたことから、マイルストーンフィー(目標達成報奨金)を受け取ることになりました。マイルストーンフィーは2019年12月期の売上高に計上されます(金額は非開示です)。
これにより両社で進めていた6つのプログラムすべてにおいて、見出された特殊環状ペプチドがヒット化合物のクライテリアを達成したことになります。このうちの1つ、2017年6月に最初にヒット化合物のクライテリアを達成したプログラムは、2018年12月にリード化合物として設定したクライテリアを達成しています。
創薬共同研究開発で契約先企業が提供する創薬ターゲットは、通常、自社でヒット化合物を得ることが難しかった難度の高いものです。米メルク社が開発を目指す創薬ターゲット6つすべてにおいて、当社独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPSを用いてヒット化合物が得られたことは、メルク社内での当社の評価がさらに高まったのではないかと予想され、今後の展開が楽しみです。