2019年11月14日木曜日

2019年12月期 第1四半期決算を発表

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。12日(火)の15時30分に2019年12月期第1四半期の決算を発表しました。

第1四半期(2019年7月-9月)の売上高は3.9億円、前年同期比28.9%減(1.6億円減)となりました。赤字決算となりましたが、期初計画に対してほぼ想定通りの進捗になっています。

当社は決算期を6月から12月に変更したため通期計画については、2019年12月期(6カ月決算)と2020年12月期をあわせて業績予想を開示しています。18カ月という期間で業績予想を考えており、開示している2020年12月期予想もあわせてほぼ想定通りの進捗ととらえてください。事業は順調に推移していると考えています。

2019年12月期第1四半期の売上高が減少した要因は、前年同期は9月に参天製薬との創薬共同研究開発契約を締結したことによる契約一時金収入がありましたが、この第1四半期は、新規の創薬共同研究開発の契約やマイルストーン収入がなかったことが主因です。では、この4億円近い売上高がどこからきたかというと、その中心は研究開発支援金です。創薬共同研究開発のパートナー企業が新たにスタートさせたプログラムについては、プログラムごとに研究開発支援金を受け取ります。さまざまなプログラムがスタートしていることから着実に研究開発支援金が積みあがっているのです。

2018年6月期第1四半期(2017年7月-9月)が今回と同じように新規の創薬共同研究開発の契約やマイルストーン収入がなかった第1四半期です。その売上高は1.7億円でした。この2年間で倍以上の収益力がついていることを意味しています。

当社の企業価値の中核であるプログラムの推移について、2019年6月末に101だった進行プログラム数は103に増加しました(決算短信をぜひご覧ください)。各ステージも進捗しており臨床候補化合物は5から6に増えています。特殊ペプチド原薬の製造受託会社であるぺプチスターも予定通り製造を開始しています。今後、当社の開発プログラムのステージアップに貢献してくると考えています。