みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。9月23日(日)午前2時52分に国際宇宙ステーション(ISS)に物資を輸送する日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」7号機を搭載したロケットが種子島宇宙センターから打上げられ、約15分後にロケットから切り離された「こうのとり」は無事に軌道投入に成功しました。
「こうのとり」7号機にはJAXAにISS内の「きぼう」日本実験棟での高品質タンパク質結晶生成を依頼した当社サンプルも載っています。
今回の「こうのとり」7号機は、宇宙で行われた実験のサンプルを新たに開発された小型カプセルに入れて持ち帰る(日本の領海の太平洋上でJAXAが回収する)という初の取り組みを計画しているそうです。
成功すると宇宙実験の使い勝手がさらによくなり、当社の研究開発効率があがる要因になると考えられ、個人的には年内に計画されている小型カプセルの回収にも注目しています。
なお、この打上げは当初、9月11日を予定してました。当社の窪田のもとにJAXAから種子島での打上げ視察の案内が来ており、「そうそう経験できるものではない」ということですぐに参加申込みを行い、とても楽しみにしてました。9月9日にJAXAから11日の打上げ断念決定の連絡が届いた時はとても残念がっていました。