2017年11月2日木曜日

アルツハイマー

みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。塩野義製薬が10月31日(火)に2017年度 第2四半期決算説明会を開催されました。日本IR協議会選定のIR優良企業賞を連続して受賞している企業だけあり、翌日にはその内容が、プレゼンターである手代木社長の音声付きで同社ホームページで配信されましたので、さっそく視聴しました(みなさんもぜひどうぞ)。

説明資料の39ページから44ページが当社関連の内容となっています。その中でも44ページは、当社と共同研究している4プロジェクト(PJ-1~4)の進捗の状況が図表で分かりやすく示してあります。4つのプロジェクトのうちプロジェクト1は17年3月にヒット化合物として認定されています。残り3つのうちプロジェクト2とプロジェクト3も順調に進んでいることが示されました。手代木社長は説明の中で、当社との共同研究について「2020年に臨床入りできるようなところまでもっていきたいと思っている」とコメントされています。

私が「へえ~、そうなんだ」と驚いたのは、現在はターゲットバリデーションの段階ですが、プロジェクト4について、手代木社長から対象疾患がアルツハイマーだと機関投資家向け決算説明会の場で説明されたことです。

10月16日のブログで、当社が川崎医科大学とデュシェンヌ型筋ジストロフィーという希少疾患の治療薬を開発していることを知って、驚きとともにうれしく感じたという話を書きました。今回も同様に当社がアルツハイマーの治療薬を目指して共同研究に着手していたことを知り、驚きとともにうれしく感じました。うまくいってほしいプロジェクトです。