2022年3月10日木曜日

長期の売上計画について

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。
今月末を予定しているPDRファーマの買収に伴い、ペプチドリームは4月以降連結決算となる予定です。また、国際財務報告基準(IFRS)の任意適用も開始します。
ペプチドリームの戦略的投資先を示したのが下の図です。

ペプチドリームの戦略的投資先

このうち、100%子会社となる予定のPDRファーマが今年から売上にも貢献します。また、ペプチエイド、ペプチグロースは持分法を適用し、利益面で寄与します。

その中で、今後どのように売上が伸びていくのかというのを示したのが下の図です。


現在CEOを務めるパトリック・リードがCEOに就任したのが2017年、その当時の売上高は約49億円でした。現在までの4年間で売上を100億円近くまで成長させました。
これは、共同研究開発プログラムの数を着実に増やし、技術ライセンスも推進してきたことによるものです。

今後目指していくのは、以下のような姿です。

    短期:2022年~2023
PDRファーマの子会社化・売上300億円を目指す
PDRファーマの製品売上
・パイプラインからのマイルストーン収入
・自社/戦略的提携プログラムのライセンス・アウト

    中期:2024年~2027
新棟竣工・中期目標最終年度・売上500億円を目指す
PDRファーマのパイプライン拡充
・プログラムの開発加速

    長期:2028年~2031
売上1,000億円を目指す
・上市製品からのロイヤルティ収益

今後ペプチドリームが成長していくにあたり、これまでの事業の拡大だけでなく、質的な変化も遂げていくことが必要だと考えています。PDRファーマの行うRI事業が4月よりペプチドリームに加わることもその大きな一歩です。

2022年の1Q決算(2022/5/12予定)から、PDRファーマのBSが連結され、2Q決算(2022/8/9予定)からPLも連結となる予定です。今期の連結ベースでの業績予想も確定次第、リリースいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。