みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。
2021年9月9日、フランスのベンチャー企業であるAmolyt(アモライト)社へ、先端巨大症に対する治療薬候補ペプチドをライセンスアウトしたことを発表しました。(リンク)。
2021年9月9日、フランスのベンチャー企業であるAmolyt(アモライト)社へ、先端巨大症に対する治療薬候補ペプチドをライセンスアウトしたことを発表しました。(リンク)。
アモライトとは、2020年12月8日に共同研究開発およびライセンスオプション契約を締結しました。12月以降、成長ホルモン受容体のアンタゴニスト(※)ペプチドの最適化を実施してきましたが、リード化合物としてAZP-3813を選定し、今般のライセンスオプション行使に至りました。
今後はアモライトが主体となって2022年中の臨床試験入りを目指し、治療薬としての開発を進めていきます。
今後はアモライトが主体となって2022年中の臨床試験入りを目指し、治療薬としての開発を進めていきます。
先端巨大症は脳下垂体にできた良性腫瘍から成長ホルモンが大量に分泌されることにより発症する希少疾患で、手足やあごの肥大に加え、様々な合併症を引き起こします。
既存薬としては、ソマトスタチンアナログ(※)が主流ですが、必ずしも治療効果が十分ではありません。AZP-3813は次世代の成長ホルモン受容体アンタゴニストとして、ソマトスタチンアナログとの併用を想定した開発を進めていきます。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。