2021年11月9日火曜日

ChromaJeanと共同でペプチド分離・精製プラットフォームを構築

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。

 2021119日、ChromaJean(クロマジーン)とのペプチド分離・精製プラットフォーム構築に関するリリースを発表しました(リンク)。

ChromaJean社とは、202011月に戦略的パートナーシップの契約を締結し、共同でペプチドの分離・精製に関するプラットフォームの構築を行っていました。

ペプチドを合成後、原料成分や他の反応生成物などから単離し精製するというステップが必要ですが、ペプチドは物性や構造が多岐にわたっているために条件設定が難しく、作業者のスキルや経験、勘に依存する要素が多くありました。

今回、ペプチド分離・精製に関する最適な条件での自動化を実現することができました。これにより、最低限の人員で迅速に精製が可能となります。

ヒットペプチドの薬効を様々なモデル系で検証する上で、ペプチド合成・精製はファーストステップであり、プログラム数が拡大している中で、分離・精製の効率化は大きなポイントの1つでした。PDPSのオートメーション化などと並び、業務の省力化・ハイスループット化に引き続き取り組んでいきたいと思います。

どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。