みなさん、こんにちは。IR広報部長の岩田です。先日、当社と戦略的提携を行った創薬ベンチャーの幹部の方と、当社との提携を決めた背景と要因に関して聞いていたところ、当社の創薬開発プラットフォームシステム:PDPSを使えるということ以外に、PPI創薬の分野で世界に何人もいないスーパースターである舛屋さん一緒に仕事ができることを強調されておられました。
これは「灯台下暗し」だなと思い、さっそく当社の取締役研究開発部長である舛屋(ますや)の話を聞きに行きました。
詳しい内容は改めて書きますが、私が一番「へえ~」と思ったのは、舛屋がスイスNovartis(ノバルティス)社に在籍中の2012年に受賞した「Novartis leading Scientist」の称号です。「Novartis leading Scientist」の肩書はノバルティスを退職後も一生使っていいとされており、ヨーロッパではこの肩書があるとすぐに大学から教授として迎え入れられるほど権威のあるものだそうです。
最も優れた実績をあげた研究者に毎年数名が贈られるものですが、舛屋は日本人として初めての受賞であり、歴代最年少の受賞でもあるようです。ノバルティスにタンパク-タンパク相互作用阻害剤(PPI Inhibitors)を開発する基盤を作ったことが受賞の主因のようです。